2回目のスクーリングは10月。

あっという間だった、ばあさあかあ先輩も土日 旅人先輩も居たから。

先輩達に夏の間に聞いた話。

ばあさあかあ先輩は、家の家業のために。
土日 旅人先輩は、世界を震撼させる音を作るために。
通信教育に進学したらしい。

かっこいい。

ボクには・・・、何も無い。
漠然と選んだんだ・・・この道。
負けてるよ。
何か見つかるかなあ??
コイツらに胸を張れるような、勝てるような何かが。

再び訪れる地獄の五日間。
朝から晩まで勉強詰め。
でも今回はしんどくないぞ! だって・・・。


「ボクやります!!」

1日目の夜のホームルームでボクが叫ぶ。
そう、レク係をやりたいんだ。
だって、来るって信じてるから・・・
俺の名札をつけたあの子が・・・

睡眠時間くらいくれてやる!
あの子が、ただあの子が喜ぶ会にしてやるんだ、ボクが!!

あっさり決まる。
だってやりたい奴いないんだもん。

あれ?今回二人??
見ると、この間、あの子をボクに紹介した子だ。

「来ると良いね」
一言決めて出て行った。
何でコイツら、こんなにかっこいいんだ??
悩むシンゴ。

「遅れるよーー!!」

なにい!!
「今日からあるんだって言ってたじゃない、センセ」

・・・聞いてなかった。

「聞いてなかった?ひょっとして??」

こくこく。

「もー」
怒られちゃった・・・。
仕方ないからついて行こう。
そうそう、ここから頑張れば良いんだから。