第一章
?な出会い

自分が嫌いだった。
隠している自分と、変な力を持つ自分。

自分の全てが嫌いだった中学時代。
転校して、自分の力をひた隠しに・・・。

大嫌いだった。

シンゴの持つ力

人の考えを読み通す力と
異形の者の感知と会話。

どちらも人にはない力だと知ったのは中学の頃。
普通だと思ってたのに・・・。

親友として、恋人として黙っては いられない。
だって、隠すのは嫌いだから。

だけど
皆いなくなったんだ・・・。
いや、違う
その事を話した相手の心が暗くなっていく。
頭の中に流れ込んでくる黒い影。
暗闇に叩き込まれるような錯覚。
ボクのココロに流れ込む嫌悪の想い。

仕方ないよね、嫌だもんね。

わかってしまう自分の妙なやさしさ
だから

自分から離れていったんだ。

ボクは、大事な人の心をつぶしてまで、その人の心に入っていけるような立派な人間じゃない。

悩みつづけた中学の頃。
黙っていれば、とても楽しかった中学三年生。
でも、大事な事を隠しているんだと言う罪悪感にさいなまれた中学三年の頃・・・。