なんだか夜寝付けない。
暑いだけじゃない、何か・・・いる。
嫌な力がそう言っている。
仕方がないから行ってみる。
ロビーに人影、怪しい。
やたらがたいのいい人間
・・・確か、学校一強いとか言う3年の先輩だ。
苦しんでる。
どうやら軽いのに取り憑かれてるらしい。
このくらいなら何とかできるかな。
「なんか憑いてるよ、先輩」
「そうなの?」
案外かわいい返事。
「待ってな」
いつも通りえらそうな俺。
この辺の弱いのならお願いすれば出て行ってくれる。
まあ、多少、強引なお願いだけど・・・。
・・・・・・・・・
10分の格闘の後に「へんなの」は居なくなった。
まじで疲れた・・・。
案外 てこずった。
「じゃ」と帰ろうとしたら止められる。
「お礼させてくれや」と先輩。
「なにを・・・」
言おうとしたら、どこから手に入れたのか、酒を持ってる。
「飲もうぜ」
やたら嬉しそう。
仕方ない、付き合うか。
ちなみに酒はは親父に12の頃から仕込まれてる。
社会人になって潰されないためだそうだ。
嬉しそうに友達の話をする ばあさあかあ先輩。
「シンゴ、連れは?」
酒の席だし、仕方なくボクの過去を話した。
どうせ嫌われると信じながら。
先輩の顔をを見た。
泣いてやがる・・・。
「何泣いてんのさ」
「だって悲しいじゃないか。」
今 分かった、コイツ子供だ。
でも、
なんだ、この学校、いい奴がいるじゃないか。
翌日、先輩たちのグループに居るボクを見て、皆が驚いたのは言うまでもない。