やがて暇になってくる2時を超えた頃
「暇じゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
と、雄一郎が絶叫した。
「どうした?」
「日曜日やぞ、稼ぎ時やないか!何でこんなに客が少ないねん!」
「もう2時だしな、後のピークは3時頃だな」
「ドアホ!俺はそんなモンで満足出来ん!! 営業じゃ!」
「営業?」
「キャッチや、キャッチしてくる、おい観登、ついて来い」
「ほえ?」
観登はまだ昼飯の冷やし中華を食べている最中だった。
「お前まだ食うとったんか!はよ食え!」
「だってきゅうり嫌いなんだもん」
「そんなモン除けてるから遅いんじゃ、きゅうりも食え!」
「だって苦いよ」
「お前キリギリスやったら死んでるぞ!」
「人間だもん」
「かーーー!ホンマにコイツは屁理屈ばっか言いやがって、はよ来い、行くぞ!」
「ひやしちゅーか〜〜〜〜ぁ!!」
観登は雄一郎に拉致られた。
俺的には雄一郎のほうが屁理屈だと思うんだが。
・・・夕方
おじさんはほくほく顔だ。
雄一郎と観登が客引きしてきたお陰で史上最高の売り上げを記録したらしい。
「まー、俺にやらせたらこんなもんっすわ!!」
得意げな雄一郎。
「つ〜か〜れ〜た〜〜〜」
対照的にふらふらな観登。
家に到着したら観登はそのまま寝に部屋に戻った。
夕飯もいらないと寝てしまっているらしい。
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