「そういえばテストが終わったら体育祭だね」
海南が言う。
「ああ、そうだな」
「星野君何に出るの?」
「400Mリレー」
「足速いんだ!」
「逃げ足だけな」
「あれ?クラブは陸上部?」
「・・・いや」
「何部?」
「競馬同好会」
「え?」
「雄一郎が創設した競馬同好会」
「そんなのあるんだー」
「一応」
「へー、そうなんだー」
「ただ本当は一人足りないんだけどな」
「?」
「4人しかいない」
「あらあら」
「ま、一応教師もOKしてくれたしな」
「へー、でも競馬って学生は出来ないんじゃなかったっけ」
「そんな法律知らん」
「あらあら」
「ま、皆でわいわいやってるよ」
「楽しそうだねー」
「ま、当たらないと鬼気迫るものがあったりするんだけどな」
「はははは」
「楽しいのは楽しいぞ」
「そっかー、だから土日は夕方以降に来てくれてたんだね」
「そういうこと」
「じゃ、明日も夕方だね」
「そうなるな」
そんな話をしながら今日も帰る。
翌日、学校に、競馬場のはしごをする。
篤、最爆死。
雄一郎、大激勝。
雄一郎は、金運のトルマリンブレスを買ったと罵られながら、10万以上勝ちやがった。
最後の方は俺も雄一郎に乗ったので4万は勝ったんだけど。
翌日も雄一郎の金運はとどまる所を知らず、勝ちに勝ち倒した。
篤は・・・
もう言うのはよそう、哀れだ。
篤の島流しに付き合い、今日の祝勝会は島流しの「ナガサキ」に行き、大量に食った。
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