二人とも私服に着替え、寒空の中を行く。

「まず切符買うか」

雪祭りの会場、大通り公園を抜けて札幌駅へ。

券売機で入場切符を買う。

「こんなのホントに欲しがってんのかな」

再度大通り公園に戻って雪祭りを見る。

「すごいねーー」

確かに凄いでかい。

ライトアップも綺麗だ。

「手袋、してくれてるんだね」

海南が俺の手を見て言った。

「ああ、海南来れないと思ってさ、せめて手袋つれてってやろうと思ってな」

「そうなんだ、うれしいなぁ」

「まあいつも遊びに行くときは使わせてもらってるんだけどな、この手袋して写真撮って海南に見せてやろうと思って」

「そう言えば写真撮ってないね」

「ああ、そうだな」

「折角だから撮らない?」

「・・・そうするか」

セイコーマートに入って写るんですのナイトモードのを買う。

一人づつ撮る。

「とりあえずこれで北海道に行った事はわかるな」

「二人で撮らなきゃ意味無いよ、星野君」

「そうか?」

「今日一日はカップルなんだって先生言ってたじゃない」

「しゃーねーなー」