落ちてきた雑誌の中に封筒を見つける。
何だ、このファンシーな手紙は。
・・・
・・・・・・
思い出した、海南に貰った修学旅行の写真だ。
すっかり忘れてた。
折角だから見てみよう、暇だしな。
とは言っても5日目の夜と6日目の帰る時くらいまでしか無いけどな。
ああ、雪祭りな。
俺一人で雪像と撮ってる写真は確かに馬鹿みたいだ。
今見ても嬉しくも何とも無い。
海南の言う通り、二人で取らなきゃ意味が無いのかもな。
うわー。
あらー。
こんなにくっついてたのか。
これなんか肩に手回してんぞ。
あの関西人に乗せられてこんな恥ずかしい写真を撮ってたのか。
あの関西人、プロの写真家になれるな。
男嫌いと女嫌いがこんなにくっついてんだから。
お、6日目の空港だ。
そうそう、同好会員と海南で撮ったんだよな。
今度は飛行機か。
鈴木先生が撮る取るっていうから海南と撮ったんだよな。
・・・俺の寝てる写真まで入ってるな。
別にこれはいいのに。
・・・あれからもう二ヶ月経ったか〜。
15枚ほどしかなかったから何度も繰り返し見る。
海南の病室に飾ってある写真の二枚は確かにいい出来だ。
まあ俺の寝てるのはアレだが。
俺も飾っておくかな。
コルクボードに海南と同好会の連中と撮った空港の写真と、海南の飾っているのと同じツーショットの写真を貼っておく。