優雅にクラシックとか聞きに行ってみた!
今回は優雅にクラシックに浸ろうと言う企画。
ほら、アレやん。
俺らって今まで見てきてもらってわかるように大人やし、優雅さが溢れでてるやん?
なに?そんな事無いやと??
この企画みてたらアホがほたえ回ってるだけにしか見えないやと?
なんちゅー事言うんじゃー!
そんな事言ったらいるか兄さんに殺されるぞ!
いるか兄さんかて出てるのに。
なに?メインの二人がやと?
大丈夫、それは無い。
今回はそれを証明してみせよう。
大阪城の横にあるいずみホール
クラシックや、オペラが出来るようなクラシック音楽専門の素晴らしいホールである。
説明書きから拾い出だすと
シューボックス型で821席のコンサートホールで、天井や壁のデザインをはじめ、床、椅子、さらに8基のシャンデリアなどの緻密に計算された音響効果により、「楽器の集合体」に包み込まれるような空間を実現。残響時間はクラシックの室内楽にふさわしい1.8秒〜2秒。
だそうだ。
なんでも今回は、そのすごいホールで
フルートのもの凄い外国人と、
チェロのもの凄い外国人と、
チェンバロのもの凄い外国人の3人がわざわざ日本にやって来て一稼ぎ
もとい演奏するらしい。
実にわかりやすい説明やろ?
開演は19時
社長に早引きをさせてもらって向かう。
こう言う事には必要以上に理解があって助かる。
あいさけと子供の事にはたいがい何でも融通を効かせてくれる会社だ。
それ以外は鬼であることは間違いないが。
問題はスタイルだ。
この間事故したからまだ靴が履けず、
クラシックでサンダル履きと言う暴挙に出るシンゴ。
仕方あるまい。
カイザーと松屋町駅で落ち合い、いずみホールへ。
今回、数千円するチケットを取りだし…
もとい
カイザーが抽選で引き当てたご招待券を取りだし、係員に差し出す。
そう、今回も無料配布分だ。
正直、このチケットをいま見るまでどんな講演かも知らなかった。
4日前くらいにカイザーから「クラシック行こうぜ」って連絡があり、OKしたら、
「詳しい情報はメールするわ!」
と言ってそのままメールは飛んでこなかったからな。
そんな予感はしてたけどな。
チケットを受け取り、中に入るとやっぱり売店探しますよね。
大人ですし。
売店、グラスワインとかビールとかしか売ってない…
コーラは?ガムとかチョコとかは?
どうやらそう言う趣向の方々がいらっしゃるホールのようだ。
場違い
そんな単語が頭にわき出る無料チケットゲッターカイザーと、サンダルシンゴであった。
さて気にせずホールに入ると説明どおりシャンデリアが吊ってあり、パイプオルガンがステージにあり、よくテレビで見る海外のクラシックのホールとかオペラハウスと同じような作りである。
ここはどうやら本物のクラシック専門のホールのようだ。
クラシックを愛した人が行くような所なんだろーなー。
ごめんなさい、なにも知らないワシ等が来てしまって。
本当にごめんなさい。
生きててごめんなさい。
美しすぎてすみません。
よし、いっぱい謝ったから問題無いやろ。
ホールは音の響きもバッチリだ。
さっき俺が「んなアホな」って言ったらその声まで響きまくってたもん。
開演時間が近づくと、皆が席に座りだした。
今回も年齢層高いなー。
ヒデキ御大に続き、皆様白髪が目立つ年齢層に囲まれる。
お、暗くなってステージにスポットがあたった!
いよいよ開始やな。
外人が3人出てきた。
ちなみにこの外人、3人とも凄いらしい。
フルートのエマニュエル・パユ
ベルリンフィルハーモニーの主席奏者やったり、N響とかと競演やったりしてるらしい。
チェンバロのトレヴァー・ピノック
エリザベス女王から英国名誉大英勲章第三位を受賞。
チェロのジョナサン・マンソン
英国王立音楽院の教授で、オクスフォード大やらいろんな国で指導している。
そんなすごい人産まれて始めて知りました。
何も知らずにサンダルで来てしまってすみません。
3人で仲良く弾いてはるわ。
お、終わった。
しかしここで拍手してはいけない。
一楽章(?)終わっただけや。
ここで拍手したら白い目で見られるんやろ?
バブル期のドラマで見たわ(泣)
しかしチェンバロってすげーなー。
この音ってチェンバロやったんやー。
なんか金持ちとか西洋の城とかの場面でよく聞く音。
西洋の琴みたいな音な。
知らんかったなー。
形はピアノやのになー。
不思議な楽器やなー。
チェンバロがどんな楽器かすら知らなかった二人が結構いい席でタダで聴いてて本当にすみません。
チェンバロの独唱もあり、なかなか楽しいのだが、いかんせん労働の後のクラシックは癒されすぎる。
カイザー、三曲目に無意識のヘッドバッキング開始
眠りの世界に誘われた。
休憩をはさみ7曲の演奏
その7曲目に事件は起きた。
すぴー
すぴー
鼻息が聞こえてくる。
カイザーが寝てるかと思って見てみるも今回は起きてる。
あれ?もしかして俺?
クラシック演奏中に鼻をつまんで息を止めるシンゴ35歳 会社員。
すぴー
いや、俺じゃない。
そこからもう演奏どころではない。
あたりを見回し、鼻息たててる奴を探すのに必死。
結局近くにはいなかった。
近くに居ないヤツの鼻息すらよく聞こえるこのホール、本当に音のよく響くホールだ。
犯人がとなりにいたら殴っても問題ないくらいの鼻息やったなー。
無事演奏も終了し、帰るまえにチェンバロを見て帰ろう。
へー、こうなってんのかー。
カイザーがつまづく。
見ると床にひいてあるシートがめくれている。
まぁそのくらいいいか。
このくらいで怒っても仕方ないしな。
クラシックに癒された俺たち。
まぁ無料ご招待ではあったが穏やかな気分だし、そっと去ろうとしたら、俺より若干年上の男性客が係員連れてきた。
心狭いなーとか思わない。いや、思えなかったんだ。
そのおっさん、シートがハゲてるんですよーと言って係員に説明しているのだが
アレやねんなー。
やっぱりめくれているとかはげてるとかは絶対的に許され無い事やったんやろーなー。
言われ続けてたんやろーなー。
傷ついてたんかもなー。
カイザーと二人、心の中で突っ込んだ。