しかし、そのにーちゃんが

「もう雨降らないっしょ」
と言って、その通りに降らなかったのはすごいと思いました。

で、給油も終え、再度走り出すと、大きな風車みたいな風力発電所がありました。

あまりにも楽しそうだったのでその下に行ったら、売店とかがありました。
どうやら罠だったようです。

この島はこんなもんで人を釣りやがるんか!
気ィ悪い島やのー、と思っていましたが阪神大震災の時に出来た断層の
野島断層保存館でした。

まあ、それなら仕方ないかと思いましたが、地震のときにめちゃくちゃになって断層が出来たところにこんなどデカいもん立てて、もう一回地震が来たら確実に


「巨大風車 倒壊ショー」

になると、誰か冷静に突っ込むヤツはいなかったのかと思い、思わず涙しました。

そうなったら「いの一番」に見に来ようと心に決めました。

で、野島断層保存館を見に行こうかと思いましたが、500円掛かるそうです。

二人で千円は昨日騙された額と全く同じだったのであえて避けました。

しかしけーこは未練があったようで、ガラス張りの断層のところを覗こうとしていました。

僕は何とこの子はかわいそうな子だろうと思いました。

こんな子の身内は本当に哀れだと思い涙しましたが、それが僕だと言う事に気付き、悲しみのうちに海に身投げしようとしましたが、この僕が死んでも国の損失になるだけなのでやめてあげました。

僕は何と苦難に耐え続けることの出来る男だろうと思いました。