淡路島灼熱地獄変




7/11 晴れだったと思うが、この後のプレッシャーで忘れる。


仕事から帰ってきました。

いつものようにみいのを可愛がっていたら、ストーカー もとい嫁がなんか上機嫌です。

馬鹿がとうとう気でも触れたのかと無視していましたが、嫌でも明日の朝までは一緒に居なければならないのが辛い所です。

いよいよヤツが僕にコンタクトを取ろうとしてきました。

嫌々でもしぶしぶでも話をしなければいけません。


「明日どこに行く?」




全くこの馬鹿は何を言っているのでしょう。


確かに僕は、明日晴れたらみいのをプールにでも連れて行ってやろうと思ってはいました。


しかし嫁までは知りません。

第一休みのたびにどこかへ行っていると




いくら僕には金しかないとは言え、その金も尽きてしまいます。




あ、若干嫌味でしたかね。




「お前アホか!」と一蹴しようと思いましたが、何かとてつもなく嫌な予感がします。


なんと例えたら良いのでしょうか。


押入れに隠してたエロ本の位置が変わっていて、「オカンにひょっとしてバレたかも」と思うような、

今風に言ったら、俺の秘蔵エロファイルのフォルダがどうも開けられているっぽくて、どうも数点消えてる気がして「皆に見られたかな? やっべー、あれ俺の趣味と違うのに、皆にあんなプレイ好きって思われてるんかなー・・・


みたいな嫌な汗を背中に感じました。



僕はそう言うのをすぐ気付く方です。

確か最近何かで見た気がします。



7月12・・・

よく考えたら最近更新した 『社会の車窓から』を更新した時、入籍とか結婚記念日とか書いた気がします。

若干脱脂粉乳に感謝しましたが、一瞬以内に忘れ去り、僕はその場を取り繕うことにしました。



「どこに行くにしても金が無い」


嫁は納得した風に見せましたが、   

顔は不満全開、態度は荒げでした。


僕は臆することなく眠りにつきました。


僕はなんと権力にも圧力にも暴力にも屈しないナイスガイなんだろうと感心しました。






7/12 雨女が居るのに天気を書く必要は無いだろう。



朝3時



朝4時半



朝5時12分



朝6時



すべての時間にうなされて飛び起きました。



なぜだか判っています。





今日、嫁をどこかに連れて行かなければ一生何か言われるであろうからです。


そのプレッシャーに耐え切れず眠れなかったのです。


仕方が無くパソコンを立ち上げ、ネットを繋ぎ、じゃらんのホームページを開けました。


僕は圧力に屈してしまったのです。


淡路島のホテルを検索し、プールの付いている宿を探しました。


一人1万5千円の宿を見つけました。


ようは3万円かかるワケです。



嫁の財布から出ようはずもありませんし、そんな気配すら感じさせません





嫁の財布から諭吉のプレッシャーを全く感じません



それなのに嫁は僕にどこかに連れて行けといいやがったのです!!

恐ろしい女です。


マリー・アントワネットもクレオパトラも裸足で逃げるどころか、裸足で宇宙にまで走っていきそうな勢いです。


僕はその恐怖に屈し、宿を予約するのボタンをクリックしました。


僕がこつこつバイトして貯めた3万円はこの一瞬のクリックで消えていきました



しかし、カネで解決できるならカネで終わらせてしまいたいです。



大人の行動をとってしまいました。


相手が身内であるという事実はヤクザよりもタチが悪いです。


ヤクザと言えばさんたは元気でしょうか。





年に負けてはいないでしょうか。

心配です。







まあそんなんどうでもいいんだけど。


で、いったん会議に出るため大阪に行き、そのまま高速で明石まで行きました。


昼飯に明石焼きを食い、たこフェリーに乗って淡路島へ到着しました。


相変わらず何も無い島です。


まず街がありません。


観光に行こうとしても、別に見るべきところがそんなにあるわけではありません。


さらにホテルまで10分くらいで着いてしまいます。


唯一の救いは晴れてきたことくらいでしょう。



やけになってホテルへ行こうとすると、公園が見えました。


みいのの好きそうな遊具がありました。


みいのはそれを見て「いく? いく?」とせっついています。


時間もあるし、公園くらいただだろうと思って駐車場に行こうとしたら500円取られるとのことです。



まあ、そんなとこくらいで金を取らなければこの赤字島の淡路島はやっていられないんだろうと考えましたが、ここは国営のようです。

国がらみでサギみたいな商売をしやがります。


赤字国家のためにしぶしぶ500円をくれてやり、駐車場にとめましたが、他に車は1台しか停まっていません。




で、公園に入ろうとしたら入場ゲートがあります。


よく見たら入園料400円と書いてあります。



駐車場に停めないと、このゲートは見えないようになっています。


当然外の看板とかに入園料がかかるなどとは書いていません。




明らかにサギです。


国を呪いつつ、僕が総理大臣になったら、ここは無料にして淡路島に少しでも役立ててやろうと考えました。


納得のいかぬまま800円を払い、中に入りましたがまったく何もありません。


みいのが居なければ入園料の払い戻しと10分以内なら停車と言い切って駐車場料金の払い戻しを(キレまくってでも)請求するのですが、宝塚なら無料である程度のかなりしょぼい公園にみいのは異常に反応してしまい、仕方なく遊ぶことにしました。

すぐ出るのもむかつくので1時間ほど遊んでみましたが、僕はすでに15分で飽きていたのでちっとも楽しくありませんでした。


そりゃそうです。





800円は僕の財布から出たのですから。


結局僕たち以外に客を見かけることは一度もありませんでした。


ガードマンは公園管理している業者とべらべらしゃべり、公園管理の車は僕たちが歩いているところの後ろからわざわざやってきて僕たちにどけとばかりに走り去って行きました。



国営といえどもこの程度の社員教育なのでしょう。


どうせ暇なのでしょうから僕たちが居なくなるまで待ってろこの税金泥棒どもが!
と思いましたが、言っても改善されないでしょう。


どうせならこのページでもメールで送って見せてやったほうが効くかもしれません。


そんなしょぼい公園を出て、ホテルに行きましたが、公園の隣、いえ隣接していました。

先にホテルに入っておけば、駐車場は無料だったようです。

隣接した公園とは裏腹に、このホテルの社員教育は行き届いていました。

予約時に「入籍の記念日らしい」と書き加えていたら、

「同料金で翌日13時まで滞在時間を延長しておきます」とサービスしてくれました。

で、なけなしの3万円を支払い、部屋に行きました。


さっきのむかつく公園が眼前に現れました。


悲しかったです。


で、することも無かったのでホテルのプールに行きました。


一人2100円取られました。




当然また僕が払いました。



さっきの金ですでになけなしだったのに、とうとうあの株を売らねばなと思いました。



しかし、プールに入ると雨がまた降ってきました。




4200円はドブに捨てたようなもんです



雨女は恐ろしいものです。


仕方なく負け犬のように中の風呂に入り、今日の支出金という心の傷を癒しました。


別に温泉でもなかったので当然癒える事はありませんでした。


ただ、ノートパソコンを持って行ってたので、夜中じゅう録画、ダウンロードした「水曜どうでしょう」で楽しんだり、LANでネット接続無料だったので、ネットで楽しんだりしました。




が、そんなことは家でも出来るではないかと夜中に無性に悲しくなりました。




7月13日 曇りのち晴れ



昨日の夜更かしがたたり、なかなか起きれませんでした。


朝飯を遅めに食い、昨日のプールに入り、少し休憩してホテルを出ました。

1時間ほど走って海水浴場に行きました。

もうすでに2時ごろになっていました。


気にせずパラソルを借り、海へ飛び込みました。


みいのも気に入っています。

隣で大学生っぽい男女のグループが水鉄砲で遊んでいます。

水着ではなくTシャツとかで遊んでいたので、撃たれたら下着が透けてきます。



生きていてよかったと思いました。


色々あったけど来てよかった!と思っていたら、いきなり海が汚れてきました。

訳がわかりません。



仕方なくまた負け犬のごとく海を出ました。

帰りに銭湯により、高速で淡路海峡大橋経由で帰ろうと思い、高速に乗りました。

大橋の隣の淡路サービスエリアに観覧車が出来たので見に行きました。


大震災で一番被害の大きかった場所に巨大風車に続き、また淡路島の連中はこんなデカい物を作ったのです。


気が触れたとしか言いようがありません。

地震がきたら間違いなく


巨大鉄輪地獄車

と化すでしょう。


そうなったら僕は「巨大風車 倒壊ショー」「巨大鉄輪地獄車」どっちを先に見に行ったらいいのかと次回の大震災を心待ちにしました。


毎度毎度、こんなところに作って地震が来たらどうするんだ!と良識のある意見は出なかったのかと淡路島の人々を哀れに思うしだいです。


あまりにも哀れなので乗ってやりました。


しかし、橋が見えるだけで他に何が見えるでもないので非常につまらなかったです。




巨大地震が来る前に、不人気で撤去されるかもしれません。


近所住民に危険が迫らなくて本当に安心しました。



そうでも考えないと僕の心の傷はどんどん広がっていってしまいます。



散々な淡路島旅行でした。


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