あいさけくえすと 3

第四巻

夢 一夜


プロローグ

闇夜を引き裂く断末魔の呼気。

「剣は無事か、カオス」

「何とかな、それより何だこの熊!」

「爪きっついわ〜」

「んなこと言ったって倒さなきゃ食われちゃうでしょーが!」

「でっかい熊やな〜」

「そんなのんきな事言ってると食われますよ」

「分かってるよ・・・仕方ねえ、うきょー、魔法がHitしたら突っ込んでくれ」

「OK」

「精神の精霊バルキリーよ、彼の者にいましめの矢を」

ビシッ

叫び声を残しながらよろめく巨大熊。

「じゃ、ここらでいい仕事しますかね」

クロスボウをつがえ狙いを定め、後ろに飛びのき、

「Shot!」

飛びながら矢を放つ。

後方に避けながら打ったにもかかわらず巨大熊の目を射抜いていた。

「じゃ、後はうきょーさんお願いしますよ」

「よっしゃー、まかしときー!!」


ざん!

巨大熊はただの肉隗と化した。