そんなわけで我々はいよいよくろねことの直接対決に向かうことになった。
王城を出る俺たち。
さっきのワイバーンの騎士団を抱えているとなると相手の規模は計り知れないほど大きいのかもしれない。
相手の戦力はいかばかりのものか。
目的が何なのか。
そしてこの世界はどうなってしまうのか。
よく考えてみたら俺たちはとんでもない相手と戦おうとしているのかもしれない。
すこしひるんでしまうな。
「こな兄さん、その服ダサすぎっすよ!」
「ぎゃははは、気にすんな!」
「そういやにゃーさん、さっきこなさんのモロ出しの時落ち着いてましたね」
「ま、あの程度じゃね〜」
「あの程度ゆーな!」
…こいつら見てたら悩んでるのがばかばかしくなってきた。
まあ何とかなるだろう。
「一人1000万づつだぞ、何に使う?」>ク
「マニアっくなモンだろ、こな兄は」>ケ
「失敬な、それじゃさくら氏じゃないか」>こ
「ホッホーは何に使う?」>に
「あ、俺は研究に…」>ホ
「シケた事言ってんなよ、ピンク行こうぜ」>こ
…こいつら今からやる事分かってるんだろうか。
まあ気負って行っても負けるだけだしな。
どうせ一回死んでるんだ、やるだけやってやる。
城を出た。
空は果てしなく広く、そして青い。
否が応にもやる気は出てくる。
「よし、行くぞ!」
「お〜〜!」
俺たちの知らないところで時代は、そして運命の歯車はすでに大きく動いていた。