「じゃ、中の様子見てくるわ。 カイザー毒薬貸して」シ
「おお、あんまり触れるなよ、確実に死ぬぞ」カ
シーフ技能を生かし、建物にするすると侵入するシンゴ。
10分後、宗教衣装をまとったシンゴが帰ってきた。
「敵かと思ったわ」ぐ
「皆の分かっぱらってきた」シ
「やるのう、さすが盗っ人」カ
「何か聖水を回し飲むらしいわ、その聖水のボトルに屋根裏から毒を入れてきた」シ
「かー、皆殺し!汚いのーー、水で薄めたら効果が遅れるから全員飲みますよ ってか?」カ
「一滴飲んだだけで血泡吹いた馬鹿を見たばかりやのになー」ぐ
・・・
「・・・え?」
三人は声をそろえた。
「なぁ、誰かしもるに解毒薬飲ませた?」シ
「いんにゃ」ぐ
「ぐっちの汚いナイスアイデアに浮かれてて忘れてたわ」カ
しもるを見る。
ぴくん・・・・・・ぴくん・・・ぴく
小さくけいれんしたしもるが居た。
「急げー!!」
「戦の神マイリーよ、彼の者を回復させ給え!」シ
「これ飲め、これ飲め!!」グ
「幸運の神チャ・ザよ!彼の者を戒める毒の鎖を解き放ちたまえ!」カ
3人目の道具で戒めた気もするのだが、何とか奇跡的にしもるは息を吹き返した。
「危なすぎるわ!」し
「毒が危ないんは当たり前やろが!!」カ
「毒をいきなりなめるお前が悪いんじゃ!」シ
今回の反論はカイザーの言う通りだと思う。
「まあええ、ぼちぼち行こう。 皆これ着ろ」シ
さっき館内からパクってきた宗教衣装を皆に手渡す。
頭からかぶって全身を覆うタイプの服で、顔も良く見えなくなる。
「俺、グレートアックス持って行かれへんわ」カ
服の中に剣怪しまれずに入れることは出来るが、でかい斧はさすがに無理だ。
「ダガーで行くしかないか」カ
「剣の一本くらい落ちてるやろ、拾って戦ったら?」シ
「そやな」カ
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