「火の精霊が強すぎるんだな、でもその火の精霊も感じないんだが・・・」ぐ

「ぐっちが鈍感なだけちゃうん?」し

「違うよ、何かがおかしい」ぐ

二人は付近を一緒になって捜索した。

「何この絵?」し

しもるが地面に書かれた絵を発見した。

「魔方陣だ、それも巨大な」ぐ

「魔法って魔方陣書いたら何処で魔法かけるん?」し

「そりゃ魔方陣の中心付近だけどよ・・・こんな巨大な魔方陣だったら円の外をぐるっと回って探さなきゃな、行ってみるか」ぐ

剣を構え、森の中を進む。

「ぐぅっ!」ぐ

「どうしたぐっち!」し

「精霊の力が暴走してる・・・」ぐ

魔法陣の中心に近づくにつれ、シャーマンで無いしもるにまで感じることが出来るほどに異なる力を確認出来た。

やがて中心にたどり着く。

一人の魔法使いが巨大な火を魔法の鎖で縛り付けている。
魔法使いは呪文の詠唱をしている。

「イ、 イフリートじゃないか・・・」ぐ

「イフリートって火の王じゃなかったっけ?」し

「そうだ、屈強で他者に支配されるのが一番嫌いな精霊王・・・何でこんな所に?」ぐ

「アイツが犯人だろ?」し

しもるは魔法を発動している魔法使いを指差した。

「先手必勝やで、ぐっち」し

「待て、あいつのあの魔法・・・コントロールスピリッツや」ぐ

「トロールスパッツ?」

「違うわ!精霊を自分の思いのままに操ったり閉じ込めたりしておく呪文、あれはシャーマンマジックだし、それに捕まえられる精霊は下位の精霊って相場が決まってらぁ」ぐ

「精霊の王が捕まえられるんか?」し

「それをやろうとしてんだろ、行くぞ!」ぐ

ぐっちとしもるは魔法使いに突進した。

「邪魔が入ったか、『万能なるマナよ、光の矢となれ』」

二人に向って光の矢が飛んでくる。

「ぬあ!」
しもるにHitした。

「こらー、あいつシャーマンゆーてたやんけ!ソーサラーマジック使ったぞ今!!」し

『バルキリーよ、矢となれ』

魔法使いはバルキリージャベリンを放つ。

「ほら見ろ!やっぱりシャーマンだろーが!」ぐ

「さっき確かにライトニングボルト使ってきたやないか!見ろ俺の頭」


しもるは流血している額を指差した。