「なんか風がバタバタして来たぞ」し

「という事はここが中心点か、しもる、二人探してきてくれ」ぐ

「その必要は無い」

どこかから声が聞こえる。

声が聞こえたほうを見ると、前回同様風の王が魔法の鎖につながれている


「貴様・・・」ぐ

「またお前か!」し

「前回は油断した、今度は殺す」

「来るぞしもる!レジストしろ!」ぐ

「精神の精霊バルキリー、矢と成れ、彼の者を打ち倒せ」

ばしいっ

「いってー!」し

「しもる、肉弾戦だ!」ぐ

「よっしゃぁ!」

しもるは剣を構えて突進する。

「もらったぁ!」

ひゅん

剣はウィザードの体を真っ二つにした。

しかしその感覚は無く、ただ剣を振り下ろしただけだった。

「くそう、幻影か」ぐ

「じゃあ本体は?」し

「しもる!後ろ・・・」

ぐっちが叫ぶが早いか魔術師はしもるの背後を取っていた。

「おやすみ、騎士よ」

しもるの首をめがけて持っていた剣が振り下ろされる。

いくら非力な魔法使いとはいえこの距離では確実に絶命させることができるだろう。

終わった。

ぐっちは走ることも出来ずにたたずんでいた。