「しかし凄い魔力だな、これだけの竜牙兵をずっと出し続けられるだなんて」さく
「やっぱり凄いんか、さくらは何体まで操れるん?」シ
「普通は一体が当たり前なんだよ、俺は一応三体までは操れるけどさ」さく
「さすが元トーキョー本部のウィザード様やなー」シ
「へぇ、エリートやん、なんでアマに?」旅
「左遷やんな〜〜ぁ♪」シ
「ゆーなーー!!」
涙目のさくら
「わはははは!」旅
「どらぁぁぁ!」ば
「くたばれぇ!」み
・・・
竜牙兵をばきばき倒しながら進んでいる。
「待て」
シンゴが何かに気づいた。
「どうした」旅
「そこに隠し扉がある」シ
シンゴは先頭のばあさあかあの横の壁を指差す。
「俺に任してください!」
みろんがその扉を押す。
「馬鹿、やめろ!」
シンゴの静止は遅かった。
ばしゅ!!
「いてっ」
みろんに10本くらいの針が刺さっている。
「何か飛んできましたよ〜」シ
「当たり前じゃ!隠し扉やねんから罠ぐらいかけるわ!どけ」シ
壁に向かい作業を始める。
「なかなか高レベルの罠やな・・・っと」シ
かちり
「まぁ俺に外せん訳無いけどな」シ
岩の形を模したドアが開く。
下へ向かう階段が現れる。
「あと3つほどワナがあったみたいやぞ、よかったな発動したのが一個だけで」シ
「でも針刺さるくらいでしょ?そんなに痛いわけでも無し」み
「ホンマやで、もっとこうワニが落ちてくるとか巨大な金属の玉が落ちて来て転がってくるとかハデなのにせなあかんで」ば
「・・・なるほど、こう言う単純なのが居るからこんな初期の罠でもいまだに仕掛けるのか」シ
「え、どう言う事?」さく
「戦士には有効な罠って事だけは覚えとくわ、おいデブこっち来い」シ
返事が無い
ぴく、ぴくぴく
みろんは膝から落ち、泡を吹いて倒れている。
「おい、どうしてん!みろん!」ば
「・・・大将、まだわからんのか?」シ
「え?」ば
「毒だろ」旅
「それ以外に針打つ必要がどこにあるよ、注射でもして体力回復させてくれる罠でもあるんか?」シ
「毒の内容は?」さく
「この効果ならイチイだろうな、抽出して濃くしたんじゃないか?」シ
「決めるかシンゴ、じゃ〜んけ〜〜んほい」旅
旅人がパーをシンゴがちょきを出した。
「俺かよ、面倒臭ぇな、ラーダよ、この物を戒める毒の鎖を解き給え」旅
旅人がめんどくさそうにニュートラライズポイズンを唱える。
「イチイって何?」ば
「一瞬で心臓麻痺起こす木の実の種やな、猛毒や、5粒も食ったらあの世行きけって〜いってシロモノや」シ
「詳しいな」シ
「いや、アイツ程やないやろ・・・」
「あいつ?」旅
「ああ、毒の天才やな」
シンゴは少し微笑みながらぼんやりしている。
・・・あいつら無事でやってんのかな
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