第十三章
狂戦士現る
重い岩戸を開け、下り坂を進む。
「いやー、気付かんかったわ〜」
大男は心底感心して言った。
「僕も気付かんかったっす」
ドワーフであろうふくよかな男も同意する。
「アホか、どこの世界にまーっすぐ行った突き当りに宝物置いといてくれる馬鹿がおるねん、ちょっとは考えろ」
神官は偉そうに言い放つ。
「そんな事よりシンゴ、どこに宝モンあるねん」
大男はシンゴに問いただす。
「知るか、作ったヤツに聞け」
「作ったヤツ死んでるからお前に聞くんやんけ、しかしこの石の彫刻とかも売れんもんかなぁ」
大男がそう言ってその石像に触った瞬間だった。
「ばあさあかあ!そいつ生きてる!」
シンゴは叫んだ。
2体の石像はめりめりという音を立ててばあさあかあに向かってきた。
「なんじゃあ!」ば
「ストーンゴーレムだ」さく
「ゴーレムでも何でもぶっ壊したらぁ!」
ばあさあかあはご自慢のブロードソードを振り回す。
がきぃぃん!
「結構固いなこいつ」ば
「当たり前じゃ、岩やぞそいつ」シ
「万能なるマナよ、剣に宿り手その力を示せ・・・」
ぶつぶつと古代後の呪文を詠唱するさくら。
みろんのグレートアックスに古代語が浮き上がり青白く光を放つ。
「さんきゅーさくらさん!どらぁぁぁ!」
ぎぃぃぃん!
「それでも斬れんか!」
みろんも驚きを隠せない。
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