「うわー、すごいな」

フレッシュゴーレム5体、ストーンゴーレム2体が残骸となって転がり落ちている。

奥に進むと竜牙兵、インプ、ワーウルフ等も転がっていた。

「バーサーカーをはじめて見たけどこれほどまでとはね」さく

「あれ、剣が折れとる」シ

ばあさあかあの剣が折れて落ちている。

「おいおい、殺されたんか?」旅

「いや、素手に変えてますね」

みろんが倒れているワーウルフの頭を指差した。

「顔が変形してる」さく

一番奥へ行くとばあさあかあが戦っていた。

「やべ!まだやってますよ!」み

「お前らどこ行っとったんじゃ!俺寝とったらコイツいきなり襲ってきやがったんじゃ!手ぇ貸せ!」ば

奥で同じく寝ていたっぽいミノタウロスと素手で戦っているばあさあかあ。

「手、いらねぇんじゃないの?」さく

「まあな」シ

「万能なるマナよ破壊の炎となり彼の者を焼き尽くせ、万能なるマナよ・・・」

呪文の詠唱が終わるとミノタウロスは一瞬のうちに黒焦げになった。

「すげーな〜、呪文ってすげーなー」
感心するばあさあかあ。

いやいや、アンタの方がすげーって
たぶん全員がそう思ったろう。

「なんか俺の剣折れてるねん」

「良かったな」シ

「何が?」ば

奥の岩陰に隠してあった扉を見つけ、罠をはずし終わったシンゴが奥から何かを見つけた。

「でっかい剣隠してるわ、待っとけ」

ぬおおおおおおお!

ぬおおおおおお!!


「・・・無理、重すぎや」シ

「何があるねん?」

「どう見ても魔法のかかってる超巨大なグレートソードやねんけど、これはいくらお前でも持てんわ」シ

「どれ?」

ずずずずずず

「一瞬で俺をうそつきにしやがったな」シ

ばあさあかあは1.5Mはあるかと思われる剣を引き抜いた。

「どんなシロモンかわかる?」旅

さくらが品物鑑定の魔法をかける。

「古代王国のモノだね、名もない魔人が使っていた物のようだ」さく

「魔人とかスゲー!」

ばあさあかあは大喜びしている。

ばあさあかあはそのままではあるが、その剣の名を魔人の剣と名づけた。

「そのまますぎるわ!」シ

「ええやんけ!」ば

「お前の頭の悪さを思い知らされる名前やで」シ

「単純明快すぎですよ!ちったぁヒネって下さいよ!」み

「なんやとー」ば



ばあさあかあは大笑いしている。

「何と言うか」さく

「ん?」旅

「面白い連中ですなぁ」さく

「まあなそれが・・・」旅

「え?」さく

旅人が笑っている


それが、俺ららしさだよ


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