「なんか寒いな」


ばあさあかあの言うとおり、冷気が流れてきた。

「冷気と言うより霊気だな」
旅人がそう答えた。

確かに寒さというより薄ら寒さを感じる。

出現した階段を降りる。



「うわ!なんかおる!!」

巨体に似合わない声をばあさあかあが上げる。

「いよいよお出ましか?俺の望んでたのが」

旅人はメイスを構える。

階段を下りると大きなフロアに出た。

さも胡散臭そうな祭壇やその脇には研究用の机やベッド、本が大量にあった。

祭壇にはネクロマンシーと思われるワイトキングをその従者のようにゾンビやスケルトン、ワイト達がうじゃうじゃ居る。


「頼むぜ、火だけは使わないでくれよ」

旅人はそう皆に伝えた。

「おいおい、ゾンビに対して火ぃ使うなって厳しいな」シ

「頼むぜ、大魔道師さんよ」旅

「了解しましたよ、しかし大丈夫なんスかね、あの数」

「ワシがおるやないかい」

ばあさあかあはにやりと笑いかけた。

「後ろに見えるのはお宝やな、結構いろいろありそうやな」
シンゴは別の意味でにやりと笑う。

「さくっと倒してさっさと帰りましょうよ、洞窟とかおいしいもん無くて飽きましたよ」
みろんもバトルアックスを構える。


「死者の王に何用か、雑魚共」

「かかって来いよ、過去の栄光、その栄光、今日から俺のモンだ」