戦闘開始


「らぁぁぁ!」

いつもの様に突撃するばあさあかあ。
いつもの様にゾンビを剣でなぎ払う。

きぃぃぃん!

ただ結果がいつものようではなかった。

「何じゃあこいつら!」

「おい旅人、あいつらばあさあかあの攻撃受け止めたぞ!」シ

「どうやらよほどの達人の死体使ったらしいな」旅

「・・・・・・・!」

ゾンビの一体が魔法を使ってきた。

「レジストしろ!死の雲だ!」
さくらが叫ぶ。

「ちっ!万能なるマナよ我らの盾となれ!」
さくらの魔法壁の呪文が完成する。

「死人がアレだけの魔法を使えるのか、素晴らしい」
旅人は魔法を放ったゾンビを見つめている。
それはまるで思い人を見るかのような目だった。

「アカン、旅人は今回何の役にもたたん」

ばあさあかあの言う通り、旅人はゾンビ達の能力の高さに見とれている。

「マイリーよ、神の威光を!不浄なる魂を滅せよ!」

シンゴのターンアンデットは微弱な効果しか発揮せず、ゾンビ達を多少弱らせた程度だった。

「おいシンゴ、ワイトキングのとこまで行くのも難しいぞ」ば

「さくら、何かいい魔法あるか?」シ

「そりゃやっぱり燃やすのが一番でしょ」さ

「そーだわな」ば

「あのバカの言う事放っておいて」シ

「燃やすのが一番っすよね」み

「・・・まあでも」シ

「しゃくには触るわな」ば

「ハンデってとこですな」さ

「誰が一番早く奴を殺れる?」シ

「そうやな、お前やろな」ば

「俺、今日は剣持ってない」シ

「俺の魔人の剣使えや」ば

「そんなバカデカい剣持つのも無理じゃ、もっと軽いヤツよ」シ

「あの骸骨が持ってますけど」み

「あのスケルトンからは・・・まぁ直線か、行けん事も無さそうやな。よっしゃ、お前、あの剣浮かせよ」シ

「じゃあその時間、俺が作るわ」ば

「あの剣は折れそうなんで持った瞬間に魔法かけますわ」さ

「OK、抜かるなよ」シ

「お前がな、約束やぞ、嘘ついたら腕一本も〜ぐ♪」ば

「恐ろしい罰!」

みろんが大笑いした。