「よ〜し俺様に力貸せや!魔人!!」

ばあさあかあは叫び、ゾンビ達の中に入っていく。

「どらぁぁぁ!」

ぎぃん!
ぎぃん!

振るっては受け止められる。
振るっては受け止められるを繰り返す。

「味方ながら化け物だな、あんな剣よくあれだけ振り回せるよ」
さくらが感心する。

「お前だってガタイでかいじゃないか、鍛えればあれまでは行かなくたって」シ

「無理無理」

戦闘中に気楽なもんだ。

「おい、まだか!結構しんどいぞ!」ば

「おいおい、泣き言か大将?」シ

「泣き言ちゃうわ!でも斬られて痛いんじゃ!」ば

「ほー、珍しい、斬られたか」シ

「ちょっと早いけどしゃーないな、みろん、きれいな直線開けてくれよ」

「了解っすよ」

みろんは斧を振るい剣を持っているスケルトンに突撃した。

こちらも剣と斧がぶつかり合う金属音が響く。

「畜生、なかなか強いな」

みろんが言う。

「お前も泣き言か〜」

「まぁ見てて下さいよ、ドワーフにはドワーフの戦術があるんスよ」

みろんは打ち合いをやめ、少し斧を下に下げた。

その隙を見逃さずに斬りかかるスケルトン。

うぐ!

みろんの左肩から鮮血がほとばしる。

「かかったな、骸骨」

後は簡単だった。

下ろしていた斧を上に上げるのみ。

スケルトンの骨が折れ、剣が中を舞う。

「え?」

さくらが驚く。

宙に浮いた瞬間、すでにシンゴはそのスケルトンの頭を蹴っていた。

「万能なるマナよ、かの剣に宿りて破壊の鉄槌と化せ」

さくらのスタッフから魔法がほとばしる。

シンゴはすでにその剣を取り、ばあさあかあを蹴り、ワイトキングに接近する

剣を後ろにスイングした時、剣に魔法が付与された。

「死ねよ、死にぞこない」

剣を鋭く振る。

みし

感覚は確かにあった。

剣を薙ぎ終えた時、ワイトキングは消滅した。