しもる、ぐっち組
ニシヨドに到着。
「なあぐっち、この辺らしいけど何かわかる?」
しもるがぐっちに問いかける。
「やっぱり精霊が働いてないわ」
以前と同じようである。
「しゃーない、2時間後にここで」
前と同じように2人とも情報を探しに行く。
2時間後
「ぐっちなんかわかった?」
「んー、大地の精霊が活発なのはわかったわ、しもるは?」
「えっとな〜、隣の親父が毎朝7時にでっかい屁をこくとか、となりのばーちゃんのパンツのガラはいつまで経っても派手やとか、隣の家のヤツの畑は朝起きたら勝手に耕されてたのは神からの褒美とか言いやがってむかつくから夜中に大麻の種蒔いて育ったら通報して逮捕させたるとか、俺いつになったらかめはめ波撃てるんかなーって聞いてきた無職55歳とかがいたくらいやわ」
「毎度毎度濃すぎるわ!!」
「そんなんゆーんやったら自分ひとりで聞いて来い田舎モンが!」
「田舎モンゆーな!何やねん大麻とかって、犯罪やないか!勝手に耕されるわけが・・・」
「どうしてん、ぐっち?黙って考えて知性派気取ったってはたから見たらただのド田舎のファーマーがどこ耕すか考えてるとしか見えんぞ」
「やかましいわ!で、その勝手に耕された田んぼって何所?」
「あの陰険ジジイの言ってたトコか?近いで」
しもると2人で畑に向かう。
「これ、耕されたって言うより荒らされてるよな」
しもるの言うとおりここだけ地震でも来たかのようにむちゃくちゃになっている。
「さすがにここじゃ魔法陣は書けないだろうから」
ぐっちはあたりを探し出す。
20分ほど探したが例の魔法使いは見当たらなかった。
「なぁぐっち、魔法使い探すよりその精霊呼び出したほうが絶対いいと思うんやけど」
「わわわわかっとるがな!ただ災いの種は消したほうがエエと思っただけでやな!」
「わかったからさっさと呼べボンクラ」
「んー、精霊王やから・・・大地の精霊を統べる王ベヒモスよ、我に姿を現せ」
ぼこぼこぼこ!
地響きがあたりを支配する。
「地震いやー!地震こわいーー!!」
どどどどどど!
巨大な柱のようになった柱が天高くそびえる。
土や岩が落下するとその中に何かが仁王立ちで立っている。
しもる
職業 ナイト
死因
石落下による頭部強打及び頭蓋骨骨折
「逃げろよ・・・」ぐ
「我を呼び出したは貴様か」
「いかにも」
「なるほど、確かに連中の匂いがするわ」
火と水の宝玉が光を帯びている。
「噂は聞いている、我と契約せよ」
「噂?」
「汝で知れ、その血の契約を」
「まぁとりあえず土の精霊王・・・」
ぐっちは土の精霊力の働いた宝玉を手に入れた。
「なんやこれ?」
アースアーマーを手に入れた。
「重いけどしもるにでも装備させるか」
しもるの亡骸を担ぎ、町へ戻るぐっち。
「台車とか欲しいな、どうせ死ぬんやから」
ぶつぶつ言いながらアマにもどるぐっち。
「なぜこんな簡単な事に気づかなかったのだろうな」
木の上からそんな声が漏れたことにぐっちは気づかなかった。
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