各々が戦っているが、戦っていないものが1名。

シンゴだけが呆然と立っている。


やがてゆっくり歩き出し、消えたり現れたりするワイトキングの元に近づいた。


「貴様か」

ワイトキングもシンゴと対峙する事にしたようだ。


「貴様が犯人か!」

そう叫んだ瞬間、さくらのライトの魔法の効果が切れた。


「さくら!魔法!!」ば


「あ、ああ」


「明かりが欲しけりゃくれてやるよ」


シンゴが左手を伸ばし、照準を木に当てる。

木がいきなり業火に包まれた。


「おい、あいつ攻撃魔法使ったぞ!」
カイザーが驚く。

「あいつ確かなんか炎のやつとか何とか言ってたからな、多分キレて覚醒したんやろ」ば


「覚悟はいいか、焼き尽くしてくれるぞ!この死にぞこないが!」

ワイトキングは距離を置きゾンビたちを繰り出した。


「地獄の業火に再び焼かれるがいい!」

ワイトキングに向かってうなりを上げて飛んでいく炎。

ワイトキングの周りにいたほとんどのゾンビが焼き尽くされた。



その時、シンゴの指が青白く光を放った。

炎が消え、ワイトキングを一体のゾンビが魔法壁によってレジストしていた。


「おい、まさか」
ばあさあかあは言葉を続ける事が出来なかった。


シンゴは吼える。


「どうしたんや、誰やねんあのゾンビ」カ


「多分・・・シンゴの昔の女やな、この間荒らされてた墓の」ば

ゾンビの魔法使いはシンゴに向けばんばん魔法を放ってくる。

その魔法に対して完全に無抵抗のシンゴ。

「こら!!レジストせんかい!」カ


「万能なるマナよ、彼の者を護りし壁となれ!」

さくらの魔法が魔法を食い止める。
それでもまだ魔法を放ってくるゾンビ。


「ダメだ、しばらくしか持たない!あのゾンビ、魔力が強力すぎる!」


「しゃーない根性入れなおす!付き合えカイザー」ば


「わかった!」