2日後



冒険者ギルドで落ち合う


「仕事はあるかい?」


「また例の精霊事件さ」


そう言ってマスターは仕事の内容の書かれた紙を渡してきた。


「安いな〜」


「行って欲しいんだよ、いまシャーマン居なくてさ、ぐっちを待ってたんだ」


「ぐっちアホやのに?」 し


「やっと口開いたと思ったらいきなり悪口か!」 ぐ


「ニシノミヤのキンザンジ湖で水位がいきなり増えたり減ったりとか、いきなり巨大な水柱が立ったりするんだってさ、また精霊の力かなと言われててな」


「ぐっち、こんな時しか目立つ時ないぞ、どうせぐっちカリスマも魅力も無いんやから」 し



「殺すぞ!」 ぐ

きっと例の小汚ない作戦でだろうな。


「まあええわ、今回はボランティア感覚やな、その代わり今度は美味しい仕事回してくれよ」 カ


「助かるよ」


と言う訳でニシノミヤに向かう一行



「ニシノミヤやったら近いんやろ?」 ぐ


「え〜、ニシノミヤゆーてもあの辺は辺境の地やから遠いで、あんなんニシノミヤゆーたらあかんわ〜」 し


「貴様、今吐いた言葉を撤回しろ!」

カイザーはしもるの首を絞めだした。


「ナジオかてニシノミヤじゃ!ニシノミヤなんじゃ!!」

しもるは何か触れてはいけない人の心の柔らかい部分に触れてしまったようだ。


ひとしきり絞めあがり、夕方になる頃、キンザンジコに到着。


「この辺になんかおるんか?」 シ


「いつもなら俺が調べてしもるが付近の人に事情を聞きに行くんだけど」
ぐっちが辺りを見回した。


「この辺人おらへんなぁ」ぐ


「貴様まで田舎扱いするのか」
カイザーの目が赤く光った。


「違うって!でもホンマに人おらんしなぁ」 ぐ


「しゃーないな、朝にでもなれば人も出てくるやろ、今日はここで夜営張るか」 シ


「おおシンゴ、お前はこの辺の素晴らしさがわかるか!水はきれい、魚は取り放題、自然の野菜も豊富な所やぞ、いのししも出るしな!捕まえたらエエねん!!」
カイザーのテンションが上がった。


カイザーの言うとおり魚も野菜も豊富にあり、食事には困らなかった。
案外と楽しいキャンプとなった。



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