「そう言えばみっちゃん、願い事かなえる力あったよな、アイツの暴走止められへんかな?」


「我の契約は等価交換、この暴走を止めるなら誰かにこの紛争を渡さなければならない」


「という事は結局そいつ殺さなあかんだけで結局仕事先送りしただけってか、うまくは行かんなぁ」


「すまぬ、友よ」


「謝る事はないやろ?俺がメチャ言っただけ、気にするな」


「我に力があれば」


「あるやないか、力、でもな、その力を欲した結果がぐっちやからな、やっぱ人それ相応のものだけで満足せにゃあな、さて、寝るか!」


ピッカピカに研いだみっちゃんを月光に照らしてシンゴはそう言った。


「やっぱりモノがエエからちょっと研いだだけで綺麗になるモンやなぁ〜」


「友よ」


「ん?」


「ありがとう」


「ん?今まで研がなすぎただけ、すまんな」


「友よ」


「ん?」


「明日は、頑張ろう」


「そうやな、頼むで、相棒」


「あいぼう・・・」


みっちゃんは今までの感情とは違う何かを感じた。


それが人で言う『心』から発する感情で『喜び』と言うものだったのかもしれない。


いや、それ以上のものかも知れない。