「居たぞ!こちらだ!」
兵の一団がぐっちめがけて突撃してくる。
「馬鹿野郎!来るんじゃねぇ!」
しかしシンゴの叫びもむなしく終わる。
「・・・ベヒモス、大地を裂き彼の者達を飲み込め」
ぐっちはつぶやくようにベヒモスに命令した。
「承知」
大地は裂け、兵を残らず飲み込んだ。
「やめろー!」
しもるが叫びぐっちに斬りかかる。
「ジン、盾に」
突風が地面から上がりぐっちの盾となる。
その風に飛ばされるしもる。
「俺も感傷に浸っててもしゃーないしな、お前等殺して世界の王になるわ、安心しろ、墓といわずに石碑くらいは建ててやる」
ぐっちも過去の自分に別れを告げるかのようにそう叫んだ。
「イフリートよ!すべてを焼きつくせぃ!」
イフリートの業火が攻めてくる。
「レジストしろ!」
シンゴが叫ぶ。
さくらから貰った魔法石が魔法を感知し、魔法の壁となる。
「あつーーー!」
それでも熱いものは熱いようだ。
しもるは暑さに涙目だった。
「さすがに歴戦の猛者ともなるとイフリートだけでは駄目か、ジン、イフリート熱風を起こせ」
「させるか!」
ばあさあかあがその魔法発動前に魔人の剣で斬りかかる。
「ベヒモス、盾に」
大地が壁を成し、ばあさあかあの攻撃を受け止める。
「あいつ前は精霊王二体の召還で気絶してたくせに・・・」
カイザーが驚きを隠せないようだ。
「いつまで過去に縛られているのだ、死神よ」
カイザーを死神呼ばわりするぐっち。
「阿呆が、死神は俺様じゃ」
旅人が黒い笑みを湛えて前に出る。
「大地に残れり数々の魂よ!我旅人の名において命ず!蘇れ!!」
ぼこ、ぼこぼこ!!
「どこぞの御馬鹿様がいい感じに土耕してくれたから大量に出てくるわ」
ゾンビが100以上現れた。
「昨日貴様らを殺めた犯人だ!恨みを存分に晴らすがいい!」
大量のゾンビがぐっちにかかる。
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