「こらぐっち!もう怒ったぞ!俺が貴様をたおーーす!」


「我の炎はドラゴンをも焼き尽くす、敵う訳が無かろうが」


ジン、イフリート、汝らの僕を召喚せよ


パーティーの付近にも城内にもシルフやサラマンダー、ファイアエレメンタル等が覆い尽くした。


「慌てるな!大石、いちよん騎士団は城外の敵を殲滅、こなみるく傭兵団は城内を、ホッホー、魔法兵団に城外の敵の魔法無力化を命じろ!さゆりはぐっちの持っていない精霊を感知して陽動しろ!」

はっ!

各々がしもるの指示に従う

「へー、あの坊っちゃん王子がねぇ、坊っちゃん王子に負けてられんぞ!傭兵団の恐ろしさ見せつけてやれや!」

こなみるくが笑いながら部下に指示を出し、城内の敵を駆逐していく。



「あいつ、どないしたんや?まともになりやがって」

カイザーがきょとんとしている。


「簡単な話や」

シンゴが笑う


「何が?」


「あいつ、多分この国の竜騎士なんやろ、あまりの出来事すぎてどーしたらええかわからんでパニックっちゅーか混乱しとるんやろ」


「そーやったな、あいつ狂った方がまともに戦力になるんやったな」

カイザーも爆笑している。


「笑ってる場合でもないぞ、この精霊ども、全く数減らん」

ばあさあかあが指摘するように、精霊はどんどん召喚され続けている。


「まぁ俺の魔神の剣がこいつら皆殺しにしたるわい!」


「俺の方が強いっすよ!俺に任せて下さいや!」

みろんもばあさあかあも精霊たちをなぎ倒している。


「ぐっちを守る残りの精霊王は2体やな」

カイザーが話しかけてくる。


「そうやな、二体やな」


「投げすぎてダガーも尽きた、俺に残ってる武器はこの斧のみやから隙をついて一撃必殺とも行かん、かと言ってしもるに期待も出来ん」


「確かに斧では隙はつけんな」

シンゴは納得する。


「俺がベヒモスを、しもるがクラーケンを止めるからお前がぐっちやってくれ、みっちゃんはミスリル銀やし、魔法が多少ぐっちにかかってても突き通せるやろ」


「まあそれはな、ただな」


「何や?」


「ぐっちだけと言うか体だけを殺しても、魂をやらにゃいかんと思う、多分あの洞窟で要らんもんが取り憑いてイカレたと思う、だからぐっち殺しても・・・」


「今度はぐっちが魂になってお化けだぞ〜ってか?」


「そう言うことやろーな」


「お前の連れのあの死霊使いに頼めんかな?」


「あいつじゃ頼んでもぐっちの魂おもちゃにするのが関の山やで」


「ちがいないわ」

クスクス笑うカイザー。


「どうにかならんかな〜〜・・・って一つあったわ」

シンゴがひらめいたようだ。


「よし、それで行こ!」


「何かすら聞かんのかよ!」


「お前に任せてるんやからやってみたらえーやんけ、頼むわ!ゆーてその作戦はちょっととかグダグダゆーのはおかしい」


「お前らしいわ」


「ま、あの時から一心同体や、ピンチらしいピンチがこれが初めてで若干動揺はしてるけど、お前に任せて失敗は無かったやろ?だからこの件もお前の案で行こうや」


「ああ、俺に任せて貰うわ」


「しもるー!クラーケンに死ぬ気でぶつかれー!」


「よっしゃー!行けー!」

竜騎士はクラーケンに突撃をする


「世界一のランス捌き、食らって見やがれ!」


「さぁて、俺も行ってくるわ、俺が殺される前にぐっちやってくれよ」


「任せとかんかい・・・」


「頼むで、相棒2人」


「・・・おいカイザー」


「何や?」


「・・・店作るんやろ?」


「そうやな」


「・・・頑張れや」


「何を今そんな話、しっかりぐっちを頼むぞ」


「ああ」