今日はいつもより早く学院に行く。

もう少しで感じが掴めそうだから。

昼すぎ、ようやく完全に姿を消すことができたらしい。

なぜ、「らしい」かって?

自分では消えてるかどうか見えないから。

しかし長い道のりだったなあ。

あ!バルキリージャベリン習ってないや。

ひょっとして・・・。

また卒業できないのかなあ。

とか何とか思っていると、師匠がきた。

「まだバルキリージャベリン教えてないけど、とりあえず卒業です。」

やった!

「でも、まだ仮ですよ、バルキリージャベリンが出来て初めて認定です」

どういう事なんだろう?

「Lvアップにはそれなりの戦闘や様々な経験が必要です。

私が仕事を与えますのでそれらをこなし、そしてその中で

バルキリージャベリンや新たな魔法を自分で学んで下さい。」



・・・・・・。

なるほど。

いつも怒っているからわかんないけど、こうして見れば

やっぱり(一応)英雄なんだなあと思う。

「じゃあまず明日の夕方までにパーティーを組んできて下さい、

あなたを入れて4人は必要ですよ」

「わかりました、行ってきます!」



勇んで家に帰る。

両親に卒業の事を話し、明日に冒険に出ることを告げる。

「高額保険掛けとけよ」>父

「がっぽり稼いであたし達を楽にしてね」>母

・・・・・・

なんて親達だ。

ふつうはまず「気をつけてね」とか「無事に帰って来いよ」じゃないのか。

まったく。

ホントに俺の親なんだろうか?

多少の疑問が生まれる。



まあいい、今日は寝て明日に備えよう。

おやすみなさい。




・・・・・・・・・

我、覚醒セリ・・・

不浄ナル者達ヨ、答エヨ・・・



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