第二章
旅立ちの時


・・・助・・・あげ・・

・・を・・けて・・・



・・・またあの夢を見た。

なんだか光が話しかけてきてたような。

いつも覚えてないんだよなあ。

・・・一体なんなんだろうなあ。



さて、パーティーを探しに行くか。

・・・。

冒険者の店に行く。



カウンターの向こうにはマスターが居て、冒険者達に仕事を紹介している。

テーブルでは、仕事や仲間を探す冒険者達であふれている。


よさそうな奴を探す・・・。

強そうな奴は大体断ってくる。

どう見ても俺は冒険初心者。

そんな奴をリーダーと呼んで信頼したり、いい仕事を取ってくるとは思えないからだろう。

そりゃ思われても当然だ

しかたない、適当なのを探すか。


・・・。

まずは戦士と神官だな。

あと魔術師も必要だ。

・・・。

お、神官っぽいのがいる、声かけてみよう。

「パーティー探してるんだけど」

「あ、ホンマ?俺もやねんけど誰も誘ってくれへんかってん」

「一緒に行かない?」

「まじ、俺行くわ、めっちゃうれしいわ!」

と、言うことで仲間に加わった。

名をうきょー!と言うらしい。

バード(吟遊詩人)に加え、プリースト(神官)も習得しているらしい。

思わぬ堀出しものだ。



「今度はウオリアー(戦士)やね」>う

「そうですね」>カ

「あそこの人、剣すごいの持ってんね」>う

「でも体はひょろいですね」>カ

でもまあ声をかけてみることにした。

「パーティー組みたいんだけど、一緒に行きません?」

「パチンコ負けまくって金ないから大歓迎だねえ」

・・・あっさり仲間になった。

名をモモと言うらしい。

ちなみに背中のグレートソードはパチの景品だそうだ。

パチの景品か…

・・・何だか嫌な予感がする。

しまった、忘れてた!!Lv確認してねえ!

恐る恐る二人に聞いてみる。

「俺?バードが4、プリースト1やで」

ま、まさかプリーストの方が低いとは思わなかった…。

1ってキュアーウーンズ(体力回復)くらいしか出来ないじゃん。

「自分、今日が生まれて初めての旅です」

戦士1ってところか・・・。

・・・やばい。

俺もまだそんなに高くないのに・・・。

ちなみに俺のLvは11

やばいなー、これじゃ戦いにならねえよ。

とか思ってたら、後ろから

「ねえねえ、ちょっと、パーティー探してるんだって?あたしも連れてってよ!」

と、声がした。

後ろを振り向くと・・・。

いない。

気のせいかな?と思ってたら。

「おっさんおっさん、下や下!」

と、怒った声がした。

下を見る。

女の子がいる。

「お嬢ちゃん、いくつ?」

一応聞いてみた。

「怒るで、18や、18!」

・・・信じられん、小さすぎる。

俺より一つ年上じゃないか。

「言っとくけど、あたし魔術学院卒だよ」

ほう、あそこ卒は結構優秀なのが多いから期待できるな。

でも、琴乃さんのようにたまに例外がいるらしいが・・・。

とりあえずパーティーに入ってもらった。

りゅうさんだそうだ。