多少のややこしさはあったが、慣れてくると簡単に動いた。


がしゃーーん!がしゃーーーん!

確かにロボットみたいだ。

スティック操作で足と手を動かす。

結構楽しい。


がしゃこんがしゃこんと歩いて火口にくる。

見ると確かに溶岩の真ん中に紅玉がぷかぷか浮いている。

「あれですか」>カ

「そうよ」>ガン

「泳がなきゃいけないみたいですね」>カ

「そうなのよ」>ガン

「普通に泳ぎの上手い奴でもないと無理じゃないですか」>カ

「そうなのよねー、下まではこの三人が行くとして、

誰が泳ぐかなのよね〜〜」>ガン

「俺、昔水泳部やで」>う

「決定!」>カ・ガン

「あ・・・」>う

間抜けにも俺が行くと言ってしまったようなうきょー。

おだててなだめて行かせる事を承諾させた。

うきょーのモビルスーツ(って言わないとガンダム姉ちゃんに

怒られる)の胴体にロープをくくりつけ、泳がせる。

「熱ないと言ってもめっちゃ熱いで!」>う

「溶岩の中じゃ10分くらいしかもたないから、

全力で泳いで!」>ガン

「帰りはおれたちが引っ張ってやるから!」>カ

「頑張れ!機動警察ぱとれいばー!!」>ガン

「よっしゃー!頑張るでーー!」>う

ガンダム姉ちゃんはおだてるのが上手い。

同類だからか?

「うおおおおおおおお!!」>う

ばっちゃんばっちゃんバタフライで泳ぐうきょー。

わざわざそんなにしんどい事をしなくてもいいのに。

おだてりゃ木に上るどころの騒ぎじゃないな、コイツ。

「がんばれー」>り

「気合だー」>モ

と、上から応援するりゅうとモモ。

でもりゅうはメイクをしながら、

モモは必勝パチンコガイドを読みながら言っている。

やる気がない。

まったく無い。

感じる事すら出来ない。



「よっしゃー、取ったでー!」>う

「おっけー!」

と、二人で言って、ロープを引っ張る。

ヒュン・・・。

どかーーーん!!

魔法の発動だ。

「誰だ!」>カ

「俺だよ」





「コウスケ・・・」

「この間と言い、何で俺たちを狙うんだ!」

「そのブツが欲しいのよ、復活のためにな」

「そうはさせるか!皆!攻撃だ!!」

珍しく上の連中も気付いていたようで、上からも

魔法と弓矢が飛んでくる。

「万能なるマナよ、炎のいかづちを!」>り

「一発で死止めてやるぜ!くらえ!!」>モ

俺もモビルスーツを上半身だけ脱いで魔法を撃つ。

「精神の精霊よ!彼に混乱を!!」>カ

すべて的中したが、効いてないようだ。

「ふっ、まあせいぜい集めとくがよいわ」

そう言って、コウスケは消えていった。



ふう

さて、紅玉も守ったし・・・。

あ・・・







きょーさん



溶岩を見る。

ぷかぷか浮いている。

途中で力尽きたようだ。

急いで引きあげる。

顔を見る。

顔はゆだって真っ赤になっている。

さらに鼻血を吹いている。



おもしろい。

笑っちゃいけないけど面白い。

ゆで卵みたいになっている。

「温泉卵や〜」

と、笑っているりゅうは極悪人かもしれない。

しかし、12000mをこの大荷物かついで帰るのは大変だなあ。

まいったなあ…。

しかたない、担ぐか…と考えていたら。