第5章
建国王の反逆


建国王が消えた後、すぐにヒガシナダ、ナジオの両所から

ゾンビたちが消えた。

やがてオオイシ騎士隊長、さゆり宮廷魔術師の二人も帰ってきた。

そして、我が師匠の松本もガッセ王城に呼ばれた。

やがて重臣達が集まり、会議となった。

俺たちも参加させられる。

「なぜヒガシナダとナジオに現れたんでしょうか」>さゆ

「あいつの連れがナジオに、昔の職場がヒガシナダに在ったからやと思う」>う

「じゃあ、魔法陣なんかが在ったとか言う事では」>しも

「おそらくは違うやろ」>う

……

長い会議である。

さゆりさんが遠見の石を見て、国の様子を確認に行ったのは、会議が始まって2時間が立った時だった。


「では次の発生地はどこか予想は出来ないか」>オオ

「多分、ノダか…あとは…」>う

うきょーが次の都市を言おうとした矢先だった。

どたどたどたどた!!

「お、王様!アマが!アマがまた燃えていますっ!」>さゆ

「な、なにい」>しも

「またアマですか」>松

「物見の石は役に立ちませんでしたね」>ろ

「でもシンゴさんがやるような気はしていました」>松

何のことだかわからない。



やがて会議が終わろうとしている。

あとはガッセ王国の兵とロシニョール王国の兵の

出撃数の件だから、俺たちや師匠は退席した。

さゆりさんも、再度遠見の石でアマを監視しに行った。



師匠に聞いてみる。


事のあらすじはこうだ。

国を作った王は、琴乃さんと旅に出た。

いろいろ旅をしているうちに死者の魂の鎮魂「レクイエム」の魔法を見つけ出した。

昔死んだ彼女の鎮魂をしたかったらしい。


王国に戻り、師匠にいろいろ聞き出し、ろし王に琴乃さんを任せ一人で旅立った。

ただ、そのときに、もっと良い死者蘇生の法を見つけたとか見つけなかったとか。

その死者蘇生の法は、自分の精神を犠牲にしなければ出来ないらしい。

だから師匠とろし王は監視の石を山に置いたり、先に三秘宝を集め、先王を説得、もしくは迎え撃つつもりだったようだ。


しかし、事は最悪の状況になったらしい。