「ろし君!左に転がって立ち直れ!松本君!後ろの旅人にバルキリージャベリンだ!琴乃!オレを援護しろ!」

と言う声が階段の上からした。

「はい!」>ろ

「待ってましたよ、シンゴさん」>松

「おっけ〜、いくよーエネルギーボルトオオオオ!」

「ぎゃーーーー!!」>ろ

「あ、ろし君、ごめーーん!!」>琴

「相変わらずですね、今日は殺さないで下さいよ」>松

「は、ははは」>琴

「行くぞ、旅人!食らって寝てろ!

精神の精霊バルキリーよ、彼の者に戒めの矢を」

師匠が死力を尽くした魔法を放つ。

「ぐうっ!」>旅

「行くぞ、トンポーロー!(豚の角煮)」>シ

「グウウウウ(かかって来い、もやしッ子)」>ば

「我が名旅人の名において、蘇れ!不浄なる魂たちよ!」>旅

「ろし君、松本君の援護を!」>シ

「ろし君、ゾンビ達を片付けてくれ!」>松

「おっけ〜〜っす!」>ろ

…これが伝説のパーティーのリーダーの決断力か…。

そしてこの皆の行動力……すごいな。

「一撃で殺してやる!肉団子、消えろ!」>シ

「グガアアア!(来やがれ!)」

「戦の神マイリーよ!我が拳に宿り、不浄なる魂の浄化を助けよ!

…我が命と…我が命と引き換えに彼の者を打て!」>シ

「だめーーーーー!!」>琴

建国王の右手が白く光る。

「はあああああっ!」>シ

「死んじゃうよーーー!」>琴

走り込む琴乃さん。

光る右腕をそのままばあさあかあのみぞおちに叩き込む。

「消えろ、全ての思い出と……俺の命と共にな」>シ

カラダにめり込んだ建国王の拳。

きいいいいいん!

建国王の右腕が一層白い輝きを増した。

「砕けろ、ばあさあかあ!俺の魂も一緒だ!」

「グウウウウッ」

一瞬琴乃さんの方を向いた建国王。

少し笑ってから。

「あの世で、会おうぜ、琴乃」>シ

と、言った。

「やだーーーーー!!」>琴

「あの世まで、付き合えばあさあかあ!はあああっ!」



きいいいいいいん!

ドカーーーーーーーン!!

「グガアアアアア!!」

「かはあっ!」



爆発音と光が収まった後、二つの影があった。

それは、ばあさあかあと建国王のではなく、

建国王と琴乃さんの影だった。

砕けるはずの建国王の命は、琴乃さんの生命力をも

一緒に使用したので、なんとか一命は取り留めたようだ。

「馬鹿、お前まで命削ってどうするんだ」>シ

「いいもん、一人っきりで暇になるより」>琴

「城に戻って結婚でもしてりゃよかったんだ」>シ

「いい男、いないもん」>琴

「くそおおお!ハーレム作るオレの夢がーーー!」>旅

「ぼちぼちおねんねしてな、大将!」>松

ゴキイ!

どさっ!!

旅人は完全に絶命した。

最後の一撃は師匠の松本さんだった。

「お前等も、お前等も道連れじゃーー!」>旅

旅人は爆破魔法を唱え、息絶えた。

「やばい、崩れるよ〜〜」>り

「こっちだ!みんな!」

と、さっきうきょーに回復してもらったいちよんが馬車に乗って待っている。

皆乗りこむ。

「皆、いきますよ〜、そこらへん掴んでてね〜〜」>いち

「あ、あんまり飛ばさないでね」>松

「ドリフトは…もういやですよ〜〜」>ろ

「任せて任せて!いっくよ〜〜〜〜!!」>いち



はいや〜〜〜!!




砂埃とともに、競馬場が崩れていく。

俺達を乗せた馬車も、砂埃を上げて、ガッセ王国に戻っていった。