「うきょーはアレ持ってきたんか?」 カイ
「兜以外は」 う
「んじゃ、これ持っていけ」 カイ
と、言って出したものは、鏡のようなかぶとだった。
「これはな、100年以上前にトヨトミヒデヨシが一度だけ降魔と戦った時に使ったと言われる、
破邪の兜やねん、降魔と戦った何か聞いたこと無いやろ?
魔が降りてきたって言ったら、皆パニックになるから、
本とか歴史書に載ってないねん」
「へーすっげーーー!」 う
う、うさんくさい
うさんくささ満開だ。
「すげーなー、魔法の剣の俺よりすげーかも知れねえなー」
こなみるくも心底信じている。
で、結局、その趣味の悪いかぶとを買った。
で、俺。
「・・・まず杖か、普通の杖か、豪華な杖か、ブランド物の杖か、装備したら確実に呪われる杖か
どれがいい」 カイ
「・・・普通がいい」 ホ
確実に呪われる杖って売れるんか?
興味本位で聞いてみた。
「皆お前みたいな善人や無いぞ、暗殺とか、宝物と間違わせてって言う罠としてとか、
そいつ殺そうとして目のつくところに置いておくか、
そいつの武器とすりかえるんや、それにどの道にもマニアはおるしな」 カイ
・・・なるほど。
しかし呪われマニアなんて居るのか?
「俺の店のモットーは『ゆりかごから墓場まで』やからな」 カイ
すさまじいな。
とりあえず普通の杖と、プロテクションリング(防御効果のあるリング)を
購入した。