「・・・カメなんだ」 ホ

「は?」 か

「カメなんだよ」 ホ

「かわいくなーい!」 か

「また凶暴だわ、人を威嚇するわで困ったもんなんだよ」 ホ
「カメが威嚇するんでしか?」 か

「その上、何かしろって言って行けって命令したら、ノロいわ、途中で悪戯されてひっくり返されたら終わりだわ」 ホ
「ひ、非道いでし」 か

「そいつの菌で俺、病気になったわで」 ホ
「究極の役立たずでしね」 か

「で、琴乃さんの使い魔は何で来たんだ?」 ク

「多分もうじき喋るぞ」 ホ
「ホントでしか!」 ホ
「ああ、ふくろうの口を通して琴乃さんが魔法で喋るはずだ」 ホ
「かっこいいでし〜、それに引き換え・・・カメじゃあねえ」 か
絶望のまなざしで俺を見るかしょう。
仕方ないじゃないか、落ちててかわいそうだったんだから。

「どうしたん、ピッチ、今日は」 う
「喋るぞ」 ホ
「ドキドキするでし〜」 か

するとピッチは右足を上げ、うきょーに差し出した。
見ると足には紙がくくりつけてあった。
うきょーはその紙を外し、読む。

「ねえ、喋らないよ」 か
「おかしいな」 ホ

「当たり前やん、琴乃ちゃん、そんなに魔法知らんのに」 う
「へ?」 ホ

「だって琴乃ちゃん今だにエネルギーボルトだけやもん、使える魔法」 う
「いたたたた」 こな

「そんな人間が伝達の魔法なんかとてもとても」 う
「期待してたのに〜」 か