「それより、なあ、お前戦えるんか」 シ

「さあなあ」 カイ

「・・・マジかよ」 シ

「だからお前とセットなんやろ」 カイ

「お前が言うとセット販売とか抱き合わせ商法みたいやな」 シ

「似たようなモンやけどな」 カイ

「まあええわ、いざとなったら・・・頼むぞ」 シ

「任しとけ」 カイ

どごーん
ぎしぎしぎしーーー!
扉の向こうでは魔法の打ち合いや、金属のきしむ音がする。

「・・・用意はええか?」 シ

「誰にゆーとんねん、カイザー屋は365日、24時間いつでも準備万端であなた様をお出迎えや」 カイ

「・・・そーやったな、行くぞ」 シ

「おう」 カイ

扉を開ける。

「やっと・・・来ましたか」 松

「待たせた、松本君」 シ

「おい、すでに一人ノビてんぞ」 カイ

カイザーが指を差した方には既にダウンしているケンタがいた。

「魔法の使いすぎですね、気絶ですよ」 松

「なーんや、一儲けできると思ったのに」 カイ

こんな状況でも金儲けできるカイザーは本当にすごい。

「コラ、ケンタ、起きんかい!」 シ
返事が無い、まるで屍のようだ。

「まあええわ、しばらく放って置いたら気ぃ付くかな」 シ