第二章 過去の産物
「急ぐぞ! 早く城へ!」 ホ
なんだか城から感じる魔法力が上がっている。
「待ってやーまだズボン履いてないねん!」 う
「早くするでしー」 か
ピッチに追われてちょっと息があがっている天使のかしょう。
「はああ」 こな
さっきからブルーになっているこなみるく。
「早くしろよ、うきょー」 ク
「オッケー出来た、行くぞ!」 う
「はああああ」 こな
走り出す俺たち。
「どーなってんだよー」 こな
「さっきからどうした、こなみる」 ホ
「なあ、俺ら主人公パーティーだよなあ」 こな
「そうだぞ」 ホ
「お前が主役で、俺らが準主役だよなあ」 こな
「そうだぞ」 ホ
「俺、さっき上見たんだけどな、ここ、もう第二章って書いてるんだよ」
・・・小説の型を破るな、こなみる・・・
「そうらしいな」 ホ
「・・・何処の世界で主役が一章のうち一言も、いや名前すらも出ない作品があったよ」 こな
「・・・た、確かに」 ク
「プロローグにも出てなかったぞ」 こな
「そういえば・・・」 う
「1も2もそんな事無かったよなあ」 こな
「そういえばそうでしー」 か
「俺なんか一巻で作者に名前間違えられたし・・・」 ク
「俺ら、本当に主役なのかなあ?」 こな