ロシニョールからガッセ王国に戻る道すがら。
「この森抜けたら早いかも」 ク
「まじで?」 ホ
「何度か通った、間違いないよ」 ク
「確かに方向はあってまし」 か
「三日かかるところが、二日で行ける」 クラ
「じゃ、行ってみるか」 ホ
「さっさと行って仕事して目立つんじゃ〜〜」 こな
すでに当初の目的を逸しているこなみるく。
すでに人間に戻る気があんまり感じられない。
夕方も近くなってきたところで・・・
「で、どうします、ガッセ王国行って」 ケン
「たぶん仕事があるはずだ」 ホ
「でも、黒の探さなきゃ、私の使命だし」 シュ
「多分、王の言いわけっすよ」 ケン
「え?」 シュ
「そうそう、本当は無罪放免にしたかったけど、それじゃしめしがつかないからってダケさ」 こな
「・・・かなぁ」 シュ
「そうそう、ろし王の顔みりゃわかるでしょ」 ク
「ま、本とにアイツが敵なら味方は多ければ多いほどいいし」 ホ
「知ってるでしぃか?」 か
「いや、見ただけだけど」 ホ
「どこで?」 ク
「まあ、ちょっとだけ」 ホ
と言った時、がさがさ!と草むらから音がした。
いや
草むら自体が音がしたと言った方がよかった。
と言うか、木々が襲ってきた。
「グリーピングツリー!」 ケン
「これが、グリーピングツリー」 ホ
じっとしていればツタの絡まった古木に見えるが、根っ子が足のように動いている。
「ツタが触手みたいに動いてやがる!」 こな
そう、俺たちは王国のために戦った事くらいだから、戦争とか、ゴブリン、ガーゴイルなんかとは
戦った事があるが、こう言うゲリラ戦みたいなものは初めてだった。
「触手・・・キヒ♪」 か
かしょうは喜んでいる