ケンタが寝た。

しかし巨泉は楽しいのだろうか?

・・・試してみよう。

「なんてったってうっしっし」 ホ

・・・楽しくない。
さらに古すぎた。
こんなの誰もわかりゃしないだろう。
やらなきゃ良かった。
誰も聞いてないとはいえ、恥ずかしすぎるぞ。

「古いな、ガッセ王国の宮廷魔術師」

聞かれてたーーーーーーーーーぁ!!
ぬおおおおお、もっとはずかしーーー!!

「あのー、もし? 無視しないで欲しいんですけど」

「ぐおおおおーー、忘れてくれ! 今のは聞かなかったことにしてくれ!」 ホ

「あのー、こちらを向いていただきたいんですけどー」

「嫌だ!恥ずかしい!」 ホ

「見ていただけばすぐわかると思うんですけどもー」

「嫌だ!!見たくない! 見たくないぞ!!」 ホ

「私、一応、敵なんですけどもー」

・・・敵??
恥ずかしがってるフリをしながら、スタッフを取り、声のする方を向く。

「誰だ!」 ホ

「俺だよ」
黒の導師だ!

「なんの用だ・・・」 ホ

「いや、今回こそは攻撃しようと思ったんだけど・・・なんか、今回はやる気でないな、お互い」

「・・・まあ、そう言えばそうだな」 ホ

「・・・帰るわ、また今度にしよう」

「ああ、そうしようか」

「あ、仲間に掛けた魔法はじき解けるから・・・じゃあ、そういう事で」

「あ、親切にありがとう」 ホ

「いやいや、まあ、こう言うこともあるんじゃないですか」

「この恩は忘れないっす」 ホ

ぶううううううん
・・・黒の導師は消えていった。