「今回は、手出しは無用!」
あ、思い出した!倒れてたシーフだ。
確か
「おい、のりっぺ」
「何よ?」
「そうはいかない、俺も国の役員の一員だ、ここを見逃すわけにはいかん」
しゅ!!
あぶねえ!
さくさく!!
地面に刺さるナイフ。
「仕方ねえ、まとめてあの世にでも行きな」 だ
「逝くのはアンタよ」 の
・・・見てようっと。
多分・・・
すたたたたたた
きーん、きんきんきーーーん!!
な、シーフ同士の戦いのスピードについていけるわけがない。
こうなれば、疲れた所を一気呵成、漁夫の利作戦だ。
なんて合理的かつ計算高い作戦なんだろう。
誰だ、汚いとか言うヤツは。
ちりんちりーーん
なんだ?
どうやら牛乳配達の兄ちゃんが来た。
しゅ!!
「食らうか!」 の
ささっ!
さくっ!!!
「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーー!!」
・・・牛乳配達の兄ちゃんが、血ぃ吹いて倒れた。
解説しよう。
屋根の上で戦っているダダの投げたナイフをのりっぺがあっさり避けた。
そしたら下にいた俺の横の牛乳屋の兄ちゃんのデコに見事クリーンヒットしたわけだ。
哀れな。
出てきて一瞬じゃないか。
「おい、大丈夫か?」 ホ
ううううう。
お、生きてる。
じゃあ大丈夫だ。
薬草を与え、二人を見る。
二人の戦いを見ておかなきゃ。
さっきみたいなとばっちりはゴメンだ。