おめでとうでし
は?
かしょうか??
「そうでし、元の姿に戻ったんでし」 か
「なんで?」 ホ
「いいことレベルが今さっきので満タンになりましぃた」 か
「・・・??」 ホ
「兄しゃんの復活の条件は何でしたか?」 か
「いいこといっぱいすること」 ホ
「そういう事」 か
「はあ」 ホ
「というわけで、晴れて復活でし」 か
「なるほどー」 ホ
「おめちうちう」 か
「どうでしか?復活の気分は?」 か
「・・・何か、滞納してたケータイ代、払いきって復活したような気分」 ホ
「よくわかんないでし」 か
「そーだろーな」 ホ
「ま、なんにせよ、おめでとうでし」 か
「あ、ありがとう」 ホ
「でもダメでしよ、あんなふうにいきなり飛んだら、今度は本当にあの世行きでしよ」 か
「う、うん」 ホ
「ま、そこがいい所かも知れましぇんが」 か
「ははは」 ホ
「なかなか楽しかったでし、人間の生活も見れたし、家も行ったし、笑ったし、怒ったし」
「そうか?」 ホ
「いい経験になりました」 か
「で、お前はどうなるんだ?」 ホ
「お役目終了だから空に帰りましー」 か
「・・・もう会えないのか?」 ホ
「いずれどこかで会うでしょー」 か
「・・・そうだな」 ホ
「それじゃあ、頑張ってね、兄しゃん」 か
「ありがとうな、かしょう」 ホ
「こちらこそ、またあの世であいましょー!」 ホ
「・・・それは少し嫌だぞ」 ホ
かしょうは笑いながら去っていった。
いつのまにか青くなっていた空に向かって。
高く高く。
ある晴れた金曜日の朝だった。
神様と契約の期限切れ。
ありがとうな、かしょう。
短い間だったけど、楽しかったぜ。