「じゃ、精神力回復してやってくれ」 ホ
「ええんか?こいつ全員の意識回復させたらまた気絶するぞ」 カイ
「そう言われれば・・・」 ク
「先自分ら回復して、コイツの精神力回復させたったら?精神力回復半額になるで」 カイ
「おおおおおお〜〜〜、お得だ!」 洗脳された三人
「仕方ない、そうしてくれ」 ホ
「まいど〜〜〜〜!!」 カイ
「はんにゃんにゃん〜、どうしても行くの?豚太郎さん、ああ、行かなきゃいけないんだ太河馬子さん、行かないで豚太郎さ〜〜ん、さよなら太河馬子さん、待って豚太郎さ〜〜ん、ダメなんだふとかばこさん、行かないでぇかばたろうさ〜〜〜ん!!(注:呪文の詠唱)」
辺りがきらきらと美しく輝く。
・・・あんなにイヤな呪文なのに。
「おお、何か急に体が軽くなった!」 ク
「本当だ」 ホ
「そこの倒れてるのも体力回復しといたったで、サービスや」 カイ
「素敵☆」 シュ
「俺、変わってへんけど」 こな
「そら今は無理や、今度ナラ店に来い、打ち直ししたる」 カイ
「そーなの?」 こな
「その代わり、凄まじい剣にしたる」 カイ
「おおおおおお!!!」 こな
「さて、次はトランスファーメンタルパワーやな」 カイ
と言っておもむろにケンタの方に向かう。
「どないすんねん、完全回復か?意識回復するだけか?」 カイ
「この先長いし、完全で」 ホ
「まいど〜〜〜〜〜!!」 カイ
もうヤケだ。
半額だしいいや。
やっぱりさすがに「彼の者に我の精神力を!」とかだろうな、コレばかりは。
「はんにゃんにゃん〜、やっぱりキミを置いては行けないよ、太河馬子さん、嬉しいわ豚太郎さん、さあ行こう僕らの明日へ!はい豚太郎さん、愛してるよ太河馬子さん、私もよ豚太郎さん、ぶちゅううううう!(再注:呪文の詠唱)」
今時、昼のメロドラマにもなさそうなセリフは終わり、ケンタが起き上がった。