夜空が綺麗である。
さすが田舎。

一人になって考えていた。
・・・温泉の夢って見るか?
ケンタもわからん夢を見るんだな〜。

でも
「温泉なら楽しそうだなあ」

ん〜〜、楽しいぞ、きっと。
混浴ならもっと楽しいぞ。
おっほっほ。
「草津よいト〜コ、一度は〜おいで〜〜」

「なかなかお上手だな」
また聞かれてた〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

「懲りない御仁だな、君も」
「黒の!!」
そう言って後ろを振り向く。

「そういう事」
「その前に言っておくことがある!!」 ホ
「ほう、何だ?」 黒
「この間は聞かなかったことにしてくれてありがとう」 ホ
「そ、それはまたご丁寧に」 黒
・・・なんかまた戦う雰囲気じゃなくなってきた。

「それはそうとして、一体なんで俺たちをつけている」 ホ
「さあな、俺が行く道にぬし等が居るだけよ」 黒
「ほう、なるほどな、じゃあなぜ俺達に、いや俺に話し掛ける」 ホ
「それは・・・いずれ敵になるか味方になるかを見極めるためにな」 黒
「どう言う事だ」 ホ
「いずれわかる」 黒
「では聞こう、今から何処へ行く」 ホ
「ナラに・・・炎を見にな」 黒
「炎だと?」 ホ
「左様、炎でも見にな」 黒
「貴様、炎術師か?」 ホ
「さあな」 黒
炎術師には使える火が多々あると言う。
一見同じ炎に見えても、炎術師から見れば違うらしい。
そして新しい炎を見ればその炎を使いこなせるという。

「まあ、いずれ出会うであろう」 黒
「待て!」 ホ
「次に出会う時が、仲間であればよいがな・・・」