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「・・・」
「お、気付いたか」 ケ
「・・・何処だ、ここ」 ホ
「まだワカクサヤマよ」 シュ
「・・・王家の墓崩れたんじゃ」 ホ
「シュロの機転だ、テレポート知らないからって地面に向けてファイアーボール打ったんだよ、
したら大爆発して奴等の開けた穴から大脱走って訳だ」 ク
「・・・つくづく魔法使いの立場なくしてくれるなあ」 ホ
「ははは」 こな
「で、目が治ってるけど」 ホ
「とりあえず頑張って祈ってみた」 ケ
「頑張ればいいものなのか?」 ホ
「さすがに今回は神の救いは期待できなかったんだけどなー」 ケ
「神復活を阻止したからか?」 こな
「そういうコト、でも回復したって事は俺達の行動は正解だったって事だ」 ケ
「そうなのか?」 ホ
「ああ、だって俺、キュアーデイジーズ使えないもん」 ケ
「・・・なんですと」 こな
「その俺が体力回復を祈ったらオマケ付きだろ、神の道に沿ってたって事だ」 ケ
「という事は、奴らは何かとんでもないことをたくらんでたって事?」 シュ
「だろうね」 ケ
「よし、動けるようになったし、急いでナラに戻ろう」 ホ
「よっしゃ」 こな
・・・
黒煙の立ち込めるナラに向かう。
俺達は、ただの冒険者だと思っていた。
国王のわがままに付き合うだけの冒険者だと。
しかし俺達の戦いは、いつしかただの冒険者、いや国それどころか世界も巻き込んでいる物になっていた。
黒の導師響夜はいったい何をたくらんでいるんだろう。
神々の降臨。
何のために?
真実と正義は闇の中に。
響夜という夜の中に消えていった。