プロローグ
新しい部屋に居る。
ワンルームマンションの一角。
せまっ苦しい部屋の中に
僕は存在していた。
これから迫り来る悲しい未来を忘れるが如く。
これから続く幸せな時間を想像するが如く。
確かに僕は存在している。
いまだ訪れないもう一人の住人を待つこのせまっ苦しい空間は、
一体これからどんな未来を見るのだろう。
悲しい未来?
楽しい時間?
そしてそこに居る僕は
この部屋と、もう一人の住人とで
どんな鮮やかな未来を綴っていけるのだろう??
第一章
読むのをやめる