第二章 何してるって…
二人の生活が始まった。
でも、ずっと一緒にこの部屋で暮らせるわけじゃない。
夜は家に帰る。
美久の体は無理が出来ないからしかたがない。
僕自信、親には内緒にしている。
いろいろある。
仕事もあるし。
仕事が終わったら美久に電話する。
仕事場から原付で40分はかかるから。
時間にあわせて美久が部屋に行く。
僕より先に美久が入っている。
やがて原付の音がする。
部屋に入る。
「あなた、おかえりなさーい」の声が響く。
・・・いい感じだ。
部屋に入る。
夕食の支度がほぼ出来ている。
夕食まで、買ったソファ−で二人座ってテレビを見る。
いちゃつく。
やがてお腹が減る。
美久が夕食の支度にキッチンに向かう。
僕は美久がいなくなった事に抗議するように、足をばたばたさせて
講義してみる。
「うるさいよお」
怒られる。
こんなつまらないことでも楽しい。
ご飯を食べる。
再度いちゃつく。
時間を見る。
9時か・・・。
「じゃあ、戻ろうか」
「うん」
帰るとは言わない、ここが僕たちの家だから。
これが僕たちの毎日。
結構楽しい。
たまに外出する。
お弁当持っていくって思ったでしょ。
間違い。
お出かけは美久の体力が無くなるから、朝はやくから作るお弁当はいらない。
逆に外食のチャンスだし。
おでかけって言っても、海に行ったりするだけ。
おっ、水着姿が見れるじゃんって思ったでしょ。
間違い。
海に行って、砂浜にマット敷いて、空をながめて
一日中「ぼーーーーーーー」っとするだけ。
流れる雲を眺めたり、膝枕をしあったり。
一日中ゆっくりすごすだけ。
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