「正直、来てくれるか心配だったんだ、って言うか来ないと思ってた」
正直な考え。

「あれ」
雲行きが怪しくなってきた・・・。

「ひょっとして聞いてませんでした?」

・・・まさか。

「あたし、みんなに言ってたんですけど、リカやみっちゃん先輩やばあさあかあ先輩に、今日来るって。」

聞いてねえ。

「りかァ!!」
激怒+猛ダッシュ。
ちなみに俺、責任者なのに何もしてない。
全部リカにまかせっきり。
でも激怒。

何で言わないと問いただすと、リカは飄々と

「だってアンタ、聞かなかったじゃん。」

・・・そうだった、聞かなかった。
じゃあ、皆このところニヤついてたのは・・・。

「そう、今日の事だよ。」

やられた・・・。

「皆アンタの反応が楽しみだ〜って言ってたよ。」
ちっ。

しかし
まあいいや、今日はそんな事言ってらんないし!
美久さんと話さなきゃ、戻ろう。

「シンゴ、次 司会ね。」
って、この野郎、人が幸せに浸ってる時に・・・。
あ、野郎じゃないな、男みたいだけど。

仕方なく美久さんに身振りで謝る。

シ  「待っててね。」

こくこく。

美  「そっち行っていい?」

シ 「おっけいよん」

ちなみに全部身振り。

とたとた走る姿がかわいい。
すっげー遅いけど・・・。
30mも無いのに息を切らしてる。
運動不足だな。
司会の俺の横にちょこんと座る。

しかしどう見ても・・・。
「中学生・・・。」
ポツリとつぶやく。

「ひっどーい、会って二回目の人にそんな事言われたの始めてー」
また、ぽかぽか叩かれる。
ちなみに今 俺 司会中・・・。

司会だけのはずが、即席で実況までやっちゃった。
美久さんが笑ってるからいいや。

さて、打ち上げだ!!