美久さんの部屋に上がる。

かなり女の子な部屋だ。

ぬいぐるみさんがいっぱいある。
ちなみにこの さん は、美久さんの口癖。

うちなんかエ○本しかないよ・・・。

ベッドも薄いピンクだし。
変なところに感心する。
ボクの部屋なんかパソコンとエアコンしかないよ。
あと、弟が標準装備・・・。

他愛ない話で盛り上がる。
楽しいや!
「入りますよ〜」ママかあさんだ。(美久ママの事)

お盆には紅茶とケーキ。
うんうん、女の子の家だ。
家だったら、麦茶と袋のままのポテチだよ。(僕が自分で瓶ごと持っていく)

「このケーキ、美久が焼いたんですよ。」

「まじですか!!」

スポンジも焼いたらしい・・・。
確かうちのおかんがスポンジは難しいって・・・。
恐るべし、美久さん。

見ると赤くなってる。ここでも赤くなるのか。
「ビバ!女の子の部屋!!」
って感じだね。

でもなんとなく気恥ずかしくなって話が止まった時
「あの」
美久さんが話を切り出す。

「なあに?」

「これって・・・デートって言っていいのかなあ??」
二人が瞬時に赤くなる。

「ぼ、ぼぼ、ボクはそのつもりなんだけどなあああ」
ろれつが回らない。

「だ、だよね、いいよね、やったあ!」
・・・・・・
沈黙
しばらく続いた。

なんなんだ、この中学生みたいな恋愛ごっこは。
いや、最近は中学生でもやらないな、こんなの

でも、なんだか心地いいかも?