幸せなんだ。
たとえ外にいけなくたって、確かに今 幸せなんだよ。
美久さんと二人、寄り添ってる。
それも俺の底の部分まで知っても離れて行かない人。
だって、恋人同士なんだもん!!
これからも
ずっと、二人で・・・。
いろいろ話をした。
治ったらどこ行こうかとか。
旅行だって行く!とか。
すごく楽しいんだ、他愛もない事が!!
ママかあさんにも報告した。
喜んでくれたんだ。
でも
悲しいときって いきなり始まるんだ。
積み重ねて出来た積み木が
いとも簡単に崩れるように・・・。
「シンゴ、お願いがあるんだ。」
シンゴと呼ばれても違和感がなくなった頃の出来事。
「なに?」
俺達は付き合う前とぜんぜん変わってない。
しょっちゅう赤くなるし、ぽかぽか叩かれる。
「明日、病院に付き合ってほしいんだ・・・。」
「いいよ、丁度休みだし」
「ありがとう」
なんだか元気が無い。
「美久、大丈夫??」
「うん」
うそだ。
なんか隠してる。
気になる・・・。
そうじゃない、胸騒ぎがする、そう、あの何かが心に語りかけるように・・・。
何なんだろう。
あした、わかるのかなあ・・・。
神様、ボクのこの胸騒ぎが、勘違いでありますように。