悲しんでる場合じゃない。

何か

なにかするんだ!!
年齢の足りない穴なんて、ボクが埋めるんだ!!

「なあ、美久」

「なに?」

「その願い、一年間かなえてやる。」

「え?」

「三日待ってろ、びっくりさせてやる。」

「???」

わかんないって顔をする。

でも、何か楽しい事が起きるんだって思ってくれて・・・。

「うん!!」

久々に笑い顔

いや、違う
笑ってないのは昨日からなだけなんだ。

でも、長かった気がするよ・・・。

そうこの笑顔なんだよ・・・。
この笑顔にボクは惚れたんだよ。

やっぱり美久さんは笑ってなきゃね。

いや、僕が

ボクが笑わせてあげるんだ!
心の底から、笑いあえる環境を作るんだ!!

この3ヶ月、天国と地獄を知った。

でも、もう一番下を見たんだ!

何が怖いって言うんだ。

たった一年でもいい。

美久を、必ず幸せにする!!

そう決意を抱いた16才の春

春の嵐よりも強い嵐を巻き起こそうと硬く決意した

希望と絶望の16歳の春


第三章 完

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