「名前なんて言うの?」

「美久です」

「妙な名前だ」

「よく言われます」
言われるのか・・・・・・

「何で学校行かないの」
・・・
答えにくそうにする
あ、しまった、聞いちゃいけなかった。

「体が・・・悪いんです」

「どこが悪いの?」

「顔と頭です」

からかわれてる、同級生に・・・。
「確かに頭は良くなさそうだ」
言ってやった。

「初対面の人に言われたのは初めてですーーー!」
怒ってる、笑いながら。
ちなみにぽかぽか叩かれてる。
みょーなやつ。
「頭は知らんが、顔は悪くない」

・・・・・・・・・・・・・・・。
言っちゃった、恥ずかし。
顔を真っ赤にしてる自分がわかる。
隣を見るとやっぱり、美久さんも顔を真っ赤にしてた。
わかりやすいやつ

その後、言うまでもなく、赤い顔の俺は、またぽかぽか叩かれながら、
男なのに顔を赤くすることを散々笑われた。

ホントに病人か、コイツ?

レクもおわって打ち上げのときも一緒に話した。
やっぱりぽかぽか叩かれた。
叩きやすいのか、俺?

ばあさあかあ先輩たちもやってくる、にぎやかだ。
病弱な女の子に、やたら格闘家体型の先輩
はたから見たら妙な取り合わせだ。

まあいいや、久々に楽しいから。
でも、まったく?なやつらと知り合いになっちゃったなあ。
また会えると、いいなあ。
特に美久さんと。

第一章 完

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